愛媛県松山市では10月1日、道後地区を中心に開催中のアートフェスティバル「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」の第3弾作品が公開される。

道後温泉本館インスタレーション

松山市は2014年、道後温泉本館の改築120周年を記念し、温泉とアートの祭典「道後オンセナート 2014」を開催した。結果、道後温泉の宿泊者は過去10年間で最高の88万7,000人に達し、現在開催中の「道後アート2015」でも「道後オンセナート 2014」 のテーマ「最古にして、最先端。」を継承。アーティスト・蜷川実花さんとのコラボレーションを目玉として打ち出している

第3弾作品の目玉である『道後温泉本館インスタレーション』では、道後温泉のシンボル「道後温泉本館」の障子やガラスが、蜷川実花さんが撮影した花の写真によって彩られる。夜間はライトアップと映像の投影が施され、日中とは違った幻想的な空間を楽しめるとのこと。10月1日~2016年2月29日の期間中、終日の展示で、ライトアップは日没~22時に行われる。

また、セレクトショップ「BEAMS」とのコラボレーションによるオリジナルエコバッグを道後地区限定で作成。イベント参加者等に、ノベルティとして11月1日から配布する。

なお、「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」の会期は2016年2月29日まで。

(C)mika ninagawa,Courtesy of Tomio Koyama Gallery