ティアックは25日、USB DACを搭載したハイレゾ対応ネットワークプレーヤー「NT-503」の発売延期を発表した。

NT-503-B(ブラック)

NT-503-S(シルバー)

NT-503は、9月11日に発表されたネットワークプレーヤー。発表当初、9月下旬に発売するとしていたが、生産上の都合により延期することが明らかになった。発売時期は未定で、状況が整い次第改めてアナウンスされる。

NT-503は、DACチップに旭化成エレクトロニクスの「AK4490」を2基装備しており、DSD 11.2MHzやPCM 384kHz/32bitのネイティブ再生に対応。ハイレゾ音源でないデジタルソースをDSD 11.2MHzやPCM 384kHz相当にアップコンバートするカスタムチップも搭載する。また、電源部からアナログ出力段まで、左右のチャンネルを分離させた「デュアルモノーラル構造」を採用している。

本体にBluetooth機能とWi-Fi機能を内蔵し、DLNA 1.5に準拠。スマートフォンからは、専用アプリ「TEAC HR Remote」を使用してアクセスできる。入力端子は、USB×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1、RCA×1、LAN×1。出力端子はXLRバランス×1、アナログRCA×1、ヘッドホン×1。本体サイズはW290×D248.7×H81.2mm、重量は3.9kg。