KDDIは29日、ソニーのAndroidスマートフォン「Xperia Z5」を10月下旬に発売すると発表した。オートフォーカス機能、約2300万画素の高解像度カメラを搭載するなど、カメラにポイントを置いたスマートフォンとなる。
Xperia Z5のカメラは、新搭載のセンサーに加え、デジタル一眼カメラ「α」で培ったオートフォーカス機能を備える。オートフォーカススピードは0.03秒で、被写体を瞬時に正確に捉えることが可能だという。また、画像処理エンジン「BIONZ for mobile」を進化させ、5倍ズームでの撮影でも解像感のある撮影が行えるとしている。このほか、逆光や暗がりでも自然な色合いの撮影を可能にするHDRを搭載、「プレミアムおまかせオート」に好みの色合いや明るさの調整機能を付け加え、自分好みの写真撮影も可能とした。
その他の特徴として、本体の背面パネルにフロストガラスを採用、表面にマットの感触を施したほか、Xperiaロゴが刻印されたメタルフレームに、表面処理の一種、ブラスト処理をし、背面パネルとの一体感を高めるなど、見た目にもこだわった。
高音質なハイレゾ音源の再生、周囲のノイズを減らすデジタルノイズキャンセリングなどの機能も備える。
同製品の主な仕様は以下のとおり。OSはAndroid 5.1。ディスプレイサイズは約5.2インチ。RAMは約3GB、ROMは約32GB。外部メモリとして最大200GBのmicroSDXCに対応する。カメラはメインが約2300万画素、サブが約510万画素。連続通話時間はVoLTE時で約1250分、連続待受時間は4G LTE/WiMAX 2+時で約500時間。バッテリ容量は2900mAH。サイズ/重量は、約72(W)x146(H)x7.3(D)mm/約154g。カラーは、ホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーンの4色。
特徴的なサービス・機能については、通信が下り最大225Mbpsの4G LTE、下り最大220MbpsのWiMAX2+、VoLTE、シンクコール、ボイスパーティに対応。Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1が利用可能。このほか、フルセグ/ワンセグ、おサイフケータイ、防水・防塵機能も備える。