ディリゲントは、世界中のキーボードプレーヤーに愛用されているStudiologic社のアナログ・モデリング・シンセサイザー Sledgeに多くの機能を追加した「Sledge 2.0」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は15万円前後。

「Sledge 2.0」は、大幅なファームウェアのアップデートにより進化した、Waldorfエンジンを積んだアナログ・モデリング・シンセサイザーの最新バージョンだ

同製品は、サウンドエンジンを直感的に操作できるユーザーインタフェース、Waldorf社製デジタル・シグナル・プロセッサ、5オクターブのチャンネル・アフタータッチ付きFatar製TP/9S Synthersizer鍵盤、999のサウンド(100 プリセット、899 ユーザー )などを搭載したアナログ・モデリング・シンセサイザー。

また、今回リリースされたバージョン2.0では、スプリットまたはレイヤーを利用して同時にふたつの異なるサウンドをプレイできる「オートデュアルモード」をはじめ、ピッチベンドとサステインペダルの個別設定、リバーブ + ディレイの同時使用、内蔵の 60MB フラッシュメモリーにサンプリング音をロードしてOSC1の波形として使用できる「サンプルプレーヤー」、専用サンプリング音源エディターソフト「Spectre」への対応、同時発音数が24ボイスに拡張されるなど、多彩な新機能が追加されている。

なお、旧Sledgeを所有しているユーザーは、同社ウェブサイトよりファームウェアをダウンロードし、ver2.0にアップデートすることが可能だ。