お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、きょう28日スタートする相方・綾部祐二主演の東海テレビ・フジテレビ系昼ドラ『別れたら好きな人』(毎週月曜~金曜13:25~13:55)に出演することが28日、明らかになった。10月2日放送の第5話に登場し、コンビでのドラマ共演は初めてとなる。
同作は、昼ドラ初出演にして主演を務める綾部演じる木原二郎が、新たに上司としてやってきた、白石美帆演じる元妻の根岸咲と、仕事上で再び向き合うことになる姿を描くラブコメディ。又吉は、アルトリコーダーを持ち、キルト風の民族衣装に身を包む謎の音楽研究家を演じ、二郎の運命を左右するキーマンという役柄だ。
撮影を終えた又吉は、1話だけの出演ながら「達成感があります。しばらくは、この役が抜けないんじゃないですかね。半年くらいは引きずりそうです」と1ボケ。綾部は「相変わらず欲を出さず、淡々と、可もなく不可もなく…という彼の真骨頂が出たんじゃないでしょうか」と、相方の演技を講評した。
撮影現場では、ピースの2人が恋愛観についてトーク。綾部が「僕が『グイグイ押して行けば絶対行ける』というタイプで、又吉は『あんまり押したら気持ち悪がられるんじゃないかな』と思うタイプですね」と説明すると、又吉は「20歳くらいのとき、洋服屋さんで僕が試着している間に、綾部さんは、もうそこの店員さんと付き合ってました」と、綾部のグイグイぶりを裏付ける、肉食エピソードを暴露した。
このように、又吉は恋愛に奥手のため、小説で「恋愛物を書くということはないでしょうね」と消極的。綾部をモデルに書くとしたら「すぐに誰とでも親しくなれる能力にたけているので、仲良くなって玄関から入っていくタイプの泥棒役を」とイメージを膨らませていた。