終わっちまいましたね…シルバーウィーク……。
次に秋の5連休が来るのは11年後の2026年という情報がウェブを駆けまわり、絶望している方も多いことと思います。私もです。その頃の自分が何をしているのかも想像できません。運が良ければ40代になっているはずですが、ずっとお休みだったらどうしましょう。
が、落ち込んでいる暇はありません。
そろそろ来年の手帳やカレンダーを買われる時期ですよね。そこで、みなさんのために来年はどんなスケジュールで有給休暇を取ればいいのか調べました。
有給、何日残ってますか? 11日は残ってますかね?
それだけあると、来年はシルバーウィークの5連休こそなくても、4連休を5回、3連休を10回、ゴールデンウィークに至っては10連休をとることができます。
いやー、2016年もいい年になりそうです。労働者の権利として有給休暇は有効に使いましょう。
とはいっても、多くの企業では周りの社員や上司にも気を使ってしまうのも事実。軋轢のないように下準備は重要です。
季節に応じた取得理由も添えてあるので、説明する必要がある場合は、参考になさってください。
では、新しい手帳に書き込むべき「有給予定日」をご紹介しましょう!
1月
こんどの正月休みは、わりとシブいです。
三が日のうち、2日と3日が土日に被ってるんですね。そこで、4日に有給をいただきましょう。これで年末から6日間の正月休みを取得できます。年の始めから景気のいいことです。
ちなみに、1月の有給取得には「遠くの親戚の家を訪ねますので」が鉄板です。ご結婚されているなら「妻(夫)の実家が◯◯にありまして……」という程度の方便なら許されるのではないでしょうか。もちろん、◯◯はできるだけ遠くがいいですね。
この伏線はあとあと活きてきますので、しっかり印象づけてください。
2月
2月は、12日に有給を取りましょう。
こうすることで、建国記念の日と週末を組み合わせて4連休を作り出すことが可能です。
1月に「親戚の家」を理由に使ってしまったのであれば、2月は「実家の親が東京に出てくる」と逆に向こうからやってくるパターンを使ってみるのもいいかもしれません。
ただし、連休最終日がバレンタインデーにあたりますので、特にシングルの男性は不要不急の外出は避けて家でテレビでも見ているに限ります。
3月
3月は、春分の日が日曜日にかかるおかげで、もともと3連休が入っています。
暖かくなってくる頃ですし、12日からの3連休明けは仕事に身が入らないものと思われますので、25日に有給を取得してください。
4週目の稼動日はたったの3日! これは嬉しい。そして、25日は給料日でもあります。ぱーっとやりましょう。
ちなみに、1月2月と親戚関係を有給取得の理由に使ってしまった方、3月はシーズン的に「引越の手伝い」が使いやすいですよ。
4月~5月
月末からゴールデンウィークに突入です。4月にはあえて有給は使いません。が、5月も合わせて見るとどうでしょう。
来た。完全にパラダイス。
4月に使わなかった分の有給を5月に回すことで、4月29日から5月8日まで10連休が生まれます。
会社には「海外旅行」とでも言っておきましょう。今お勤めの会社に入る前に結婚されている方は「ようやく夫婦ともに落ち着いたので、遅めの新婚旅行です」と言えば、止める人などいはしません。
10連休のうち1日使って、アリバイ用のお土産を買いに行くことをお忘れなきよう、お気をつけ下さい。