時に恋は、人の目を曇らせるもの。お付き合いする前は「この人こそ運命の相手だ」と盛り上がっても、実際付き合ってみたら想像と違う「トンデモない人」だった……。そんな経験を持つ人も多いのではないだろうか。そこで今回は、「私はトンデモない元カノと付き合っていた」と語る男性211人にアンケートを実施。元カノとのびっくりエピソードを紹介してもらった。

ストーカー1歩手前の「トンデモない元カノ」

まず紹介するのは、「それってストーカー? 」と思ってしまう犯罪スレスレなタイプ。まずは教育業界で働く男性の話を聞いてみよう。

20歳ぐらいの時。「クリスマスを一緒に過ごさないなんてありえない! 」と家まで押しかけてきた。まだ付き合っていない段階で…。結果的にこの事件をきっかけに付き合うようになったが、とてもマイペースな女の子で疲れた(40歳・営業職)

付き合う前から「ありえない!」という発言はやや行き過ぎでは? 思い込みの激しい女性だったのかも……。家まで押しかける押しの強さにもちょっと怖いものを感じてしまう。同じように、情熱的なあまりストーカー的行為にまで発展しているケースがいくつか寄せられた。

社会人になりたての頃に付き合っていた女の子なのですが、「会いたい! 」と彼女が思うと仕事を投げ出しても会いに来ていました。「今、あなたの家の前で待ってる」と電話してきて、本当に家の前に突っ立っていたことも(32歳・技術職)

もはや怖い話に出てきそうな域に達しているエピソードだ。恋は人を盲目にさせてしまうというが、相手の都合を聞かず先に行動したり、ふるまいが突拍子が無さすぎると恐怖感が生まれてくることも……。

デリカシーゼロ! な「トンデモない元カノ」

続いては、「彼氏に全く気を使ってくれないタイプ」。付き合う年数が長くなれば気の置けない仲になっていくのは当然だが、ある程度の気遣いや線引きは必要なもの。非常識なところまでまでくると、文句のひとつも言いたくなる。

高校2年生の時。付き合い始めの頃2人でファミレスに行ったら、お金を払うこちらの意向も聞かず4人前の料理を黙々と食べきった。ウェイトレスさんなど周囲の目もかなり気になった(31歳・自営業)

大食い選手権に出場できてしまいそうな女の子だ。食べ物関連といえばこんな投稿も。

大学生時代のある日、彼女のアパートを訪ねたら部屋から食べ物の腐敗臭が……(28歳・専門職)

ごみや部屋の片づけへのデリカシーは、いくら付き合っているとはいえお互い保っていたいところ。普段あんまりこまめでないにしても、せめて来客前に処理しておいてほしいところだが……。さて、処理といえばこちらのエピソードはどうか。

ワキ毛を全く処理しないのにノースリーブの服を着ていた(42歳・技術職)

気づいた瞬間はショックを受けるかもしれない……。袖がある服では駄目だったのか? あえてノースリーブを選んだ理由があったら教えて欲しい…。

不思議ちゃん? な「トンデモない元カノ」

普通の感覚とちょっとズレていたり、何を考えているのか分かりにくい「不思議ちゃん」。トンデモないながらも、どこか憎めない彼女と付き合った男性からの意見もいくつか寄せられた。

学生時代の話。普通の子と思って付き合ったのだが、実は何でも親と相談しないと決められない子だった。別れる時も、彼女の親から呼び出され、親から別れを切りだされた(47歳・技術職)

付き合うのを決めたのが彼女自身なのであれば、別れを切り出す時ぐらいは自分の口から言って欲しい。

高校の時付き合っていた彼女が、大学で薬学部に進学したのですが、やたらとリアルなマウスの解剖話を楽しそうに……。正直、気持ち悪くなった(50歳以上・技術職)

こちらはちょっと変わった「リケジョ系不思議ちゃん」のケース。彼女にとっては日常なのかもしれないが、デートの食事中にされたりするとキツい話題だ。

大学の時に付き合っていた子は、信じられないほどにお菓子が好きだった。ロッカーに山のようにお菓子を保管していたが、盗られることを警戒したのか、どんなお菓子が入っているのかを教えてもらえることはなかった(35歳・技術職)

つ、付き合ってるのに盗まれることを警戒されるなんて悲しくなるじゃないか! もしかしたら、彼氏よりもお菓子の方が大切だったのかも……?

いかがだっただろうか。「トンデモない元カノ」をテーマにお送りしたが、何事も行き過ぎ・やり過ぎは相手を引かせる原因になってしまうことが多いようだ。他にも、筆者の友人には「別れた後、友人知人が見ているSNSで悲しみのポエムを毎日更新された」「浮気されたので別れたら、実は同時に3人付き合ってて自分がサブのサブ扱いだった」などのエピソードを持った猛者もいた。

しかし、男性諸君はトンデモない元カノのエピソードを見て笑う前に、自分が「トンデモない元カレだった」と言われてしまわないように気をつけてほしい。

調査時期: 2015年6月12日~9月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 交際経験のある男性368人
調査方法: インターネットログイン式アンケート