以前から「9月下旬スタート」と告知されていた「Amazonプライム・ビデオ」(以下プライム・ビデオ)が、24日とうとうサービス開始となった。今回、この始まったばかりの「プライム・ビデオ」について一通り触ってみた上でのファーストインプレッションを紹介したい。

とうとう開始されたAmazonプライム・ビデオ。気になるその内容をチェックする

「プライム・ビデオ」とは、税込で3,900円のAmazonプライム会員に提供されるビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスで、会員であれば、Amazonビデオのプライム対象タイトルを制限なく楽しめるものだ。Amazonでは、プライム会員向けに、注文商品が翌日届く「お急ぎ便」や、配送日時指定サービス、特定のKindle本を月一冊無料で購入できるといった特典を提供しており、以前から活用していた人も多いだろう。ここに見放題のVODサービスが加わったことになる。

洋画好きの筆者は、今まで一般会員だったが、今回初めてプライム会員に登録した。「プライム・ビデオ」公式対応デバイスはWindows、Mac、Fireタブレット、iOSデバイス、Androidデバイス、ゲーム機、テレビ、ブルーレイプレイヤーなど多岐にわたる。

WindowsやMacなどで視聴する場合はブラウザを使用し、公式で告知されている対応ブラウザはChrome最新版、Firefox最新版、Internet Explorer 8以降、Microsoft Edge、Safari 5.0以降となる。ただし、Windowsの場合は、視聴デバイスがHDCPに対応していないとHD画質は不可で、Macは映画はSD画質、テレビ番組はHD画質となっている。また、ブラウザによってはSilverlightのインストールが必要な場合もある。これら推奨環境や画質は今後変わっていく可能性があるので、こまめにチェックしておくといいだろう。