エアウィーヴは9月24日、オリジナルのマットレスパッド「エアウィーヴ」のリニューアル発売と新CMを紹介する「Newエアウィーヴ・睡眠研究および新CM発表会」を東京都内で開催した。発表会にはCMに起用されたプロテニスの錦織圭選手が登場し、自らの睡眠スタイルやCMの撮影秘話などを語った。

商品を体験するプロテニスの錦織圭選手

「エアウィーヴ」は、睡眠の質を追求して作られた同社オリジナルのマットレス。高い復元力で寝返りがしやすく、均等に体圧を分散するため体への負担が軽減できる。

エアウィーヴについて説明する代表取締役会長兼社長の高岡本州氏

このほどリニューアル発売された同商品は、寝返りなどの際に肩がより楽に回せるよう、肩にあたる部分をやわらかく仕上げた。耐熱性や耐久性が向上したほか、カバーに薄い中綿層をつくることで寝心地がより快適になっているという。

約1カ月半ぶりの帰国を果たした錦織選手

今回の発表会には、新CMに起用されているプロテニスの錦織選手が登場した。約1カ月半ぶりに帰国したという錦織選手。司会者から「日本で何がしたいですか」とたずねられると「トレーニングセンターで缶詰になって練習する予定」としながらも、「おすしが食べたい」とさわやかな笑顔で答えた。

錦織選手が寝心地を確認

2007年から同商品を愛用しているという錦織選手。はじめに、リニューアル発売したエアウィーヴ、従来のエアウィーヴ、一般的なマットレスの3種類のマットの上に実際に寝転んで寝心地を比較した。リニューアル発売したエアウィーヴについては「少し肩周りが回転しやすくなっているので寝心地がよかった」と絶賛。

睡眠の3カ条を掲げる錦織選手

睡眠については「趣味といえるくらい寝るのが好きなのでオフの日には11~12時間寝たりもする」と意外な一面をのぞかせた。

さらに「睡眠こだわり3カ条」として、「寝る前に半身浴をする」「最低9時間以上寝る」「エアウィーヴを使う」をあげた錦織選手。ほぼ毎日、寝る1~2時間前に最低20~30分は湯船につかるようにしているという。

テニスの大会中の睡眠については「しっかり8~9時間以上は寝ないと集中力が続かなかったり、けがをしてしまったりする。睡眠は多くとるようにしています」と話した。

また「真っ暗じゃないと眠れない。光があるとすごく気になっちゃうので、カーテンのしまりが悪くて光が漏れていたりするとテープで貼り付けたりする」と寝る環境づくりの徹底ぶりも明かした。

左から錦織選手、モデルの季葉さん

同発表会では9月25日から全国で放映されている新CMも披露された。モデルの季葉さんが夢の中で、錦織選手とテニス対決をするストーリーで、最後に季葉さんが錦織選手の代名詞である「エアケイ」で見事なショットを決める内容となっている。

モデルの季葉さんが錦織選手と対決

錦織選手の必殺技「エアケイ」で力強いショットを決める

この日は季葉さんも登場。CM撮影について「『エアケイ』は上に高く飛ぶといいと錦織選手にアドバイスをいただいた」という季葉さんは、夢の中とはいえ「エアケイ」を決められて「うれしかったです」と笑顔で語った。

一方、錦織選手は「ちょっと悔しいですね。彼女はテニスがうまかったので撮影は楽しかったですが、次の戦いでは勝てるのを願っています」と冗談まじりに話し、会場をわかせた。

楽天ジャパンオープンを控え、抱負を語る錦織選手

10月5日から本戦が始まる楽天ジャパンオープンの試合を控えている錦織選手。「連覇を狙っている」とした上で、発表会の最後には「この1~2カ月が勝負。楽天ジャパンオープンの次には上海の大きな大会(上海マスターズ)もあるのでアジアでいい結果を残したい」と意気込みを語った。