マイボイスコムはこのほど、「消臭・芳香剤」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は8月1日~5日、有効回答数は1万395件。

室内用消臭・芳香剤使用率は5割弱

室内用消臭・芳香剤を使用している人は47.8%で2011年以降減少傾向にあり、特に30代の使用率が他の年代よりも低くなっている。地域別に見ると、北海道や東北・九州の使用率が他地域よりもやや高い。

室内用消臭・芳香剤使用率は、2011年以降減少傾向に

消臭・芳香剤の使用場所は、「トイレ」「居間・リビング」「玄関・くつ箱」「寝室」が上位になった。また前回調査(2013年)と比べると「居間・リビング」で使用する割合が増加している。

使用場所は、「トイレ」が1位

消臭・芳香剤選定時の重視点は、「好きな香り」「価格」

消臭・芳香剤使用者に「使用している消臭・芳香剤の形状」を聞いたところ、「置き型(電池式以外)」が71.9%、「スプレー式」が42.1%となった。

「消臭・芳香剤選定時の重視点」は、「好きな香り」「価格」が上位となり、以下「消臭力が強い」「効果が持続する」「メーカー」「香りの強さ」が続く。「好きな香り」は女性で7割にのぼり、男性を約23ポイント上回っている。

消臭・芳香剤選定時の重視点は、「好きな香り」「価格」が上位2位に

「消臭・芳香剤使用時のこだわり・使い分け」の具体例では、「リビングはお客様も入るので、あまり香りのきつくないものを使用します。寝室ではリラックスできるよう、カモミールや柑橘系の香りのものを使用します」(女性28歳)、「日常的に匂いが絶対に気になる部分(トイレやゴミ箱など)にはスプレータイプ、置き型タイプと併用して使い分けをしている。置き型では対処できないところを行き届き易いスプレータイプで補うという使い方がやや多い」(男性31歳)という声が寄せられた。

一方「使用しない理由」としては、「芳香剤は香りが好きでないので、まず使わない。消臭剤は使っても良いが、部屋のテイストと合わないパッケージが多いので、使用を避けている」(男性41歳)、「臭さを感じないし、不自然な香りも不要だから」(男性35歳)、「消臭剤が効果があるのかないのかいまいちわからない」(女性47歳)などのコメントが寄せられた。