日経リサーチは18日、570社のブランド力などを測定した「ブランド戦略サーベイ2015」を発売し、調査結果を発表した。対象は、全国16歳以上の690名と全国のビジネスパーソン330名。期間は、2015年6月~7月。
企業ブランド評価、2年連続で「日本マイクロソフト」がトップに
ブランド総合評価ランキングは、コンシューマーとビジネスパーソン両方の「企業ブランド知覚指数(PQ=Perception Quotient)」のスコアを統合して算出した「総合ブランド知覚指数」によって評価している。
「企業ブランド知覚指数」は、評価項目である「愛着度(ビジネスパーソンは企業魅力度)」、「自分必要度(同ビジネス有用度)」、「ブランドプレミアム・価格プレミアム」、「独自性」、「推奨意向」の5つに基づいて算出している。
ブランド総合評価ランキングの結果、前回と同様で1位は「日本マイクロソフト」(776)だった。次いで、2位は前回4位の「パナソニック」と、前回2位の「アップルジャパン」(ともに734)となった。以降、4位「ヤマト運輸」(731)、5位「ソニー」(717)と続いた。
さらに、前回17位だった「トヨタ自動車」が7位、前回11位の「キユーピー」が8位と、新たにトップ10にランクインした。