「第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の決勝大会が23日、都内で行われ、京都府出身の木下彩香さん(15)がグランプリに輝いた。木下さんはグランプリとして名前を呼ばれた瞬間、手で顔を覆って感涙を流し「うれしくて痙攣しています。こんな素晴らしい賞をいただけると思っていなかったので、とてもうれしいです」と喜びを語った。
同オーディションは、深田恭子や石原さとみら、数多くのスターを輩出。今年は「カワイイを発信できる女の子」という意味を込めて「#kawaii」をテーマに、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡で地方予選を開催。さらに東京、サイパンでの合宿を経て、10名のファイナリストが決勝大会に進み、ウォーキングや自己PR、ダンス披露を行いグランプリを目指した。
同大会終了後に報道陣の取材に応じた木下さんは、改めて受賞した感想を聞かれると「ビックリという気持ちがすごく大きかったです。呼ばれたいなという思いはあったんですが、まさか呼ばれるとは思わなかったので、嬉しかったです」と笑顔を見せ、好きな教科が英語という木下さんは、“今の喜びを英語で”とお願いされると「I am happy」と可愛く答え、報道陣をメロメロにした。
木下さんは、自己PRできゃりーぱみゅぱみゅの曲を披露。これについては「きゃりーぱみゅぱみゅさんはカワイイの代名詞だと私の中で思ったので、私もマネをしてダンスをしようと考えました」と語り、応援に駆け付けた家族の目の前で自己PRを行った心境を聞かれると「練習しているときも、見てくれたり写真や動画を撮ってくれたりしたので、家族の顔を見たらリラックスしてダンスをすることができました」と支えてくれた家族に感謝した。
今後のついては「一番したいことと聞かれたら女優さんになりたいと思っています」と夢を語った木下さんは、気の早い記者からどんな役をやりたいか聞かれると「幼なじみで1回離れちゃうんですけど、やっぱり戻っちゃうみたいな恋愛系に出てみたいです」と具体的に説明。さらに相手役は誰がいいか質問されると「小栗旬さんが好きなんですけど、年が離れているので、福士蒼汰も好きです」と打ち明け、「福士蒼汰さん、一緒に恋愛のテレビに出てもらえますか?」と多く集まったテレビカメラに向けてアピールした。 なお、ソフトバンク賞は井上咲樂さん(15)が受賞した。