マキノ出版はこのほど、リンパの流れをよくするための呼吸法を紹介する「『リンパ呼吸』で不調は治る」(大橋 俊夫/著)を刊行した。
同書は、リンパ研究の第一人者である信州大学医学部特任教授・大橋俊夫氏による、最新の研究結果に基づいた健康実用書。「リンパエステ」「リンパマッサージ」など、「リンパ」と冠した本や健康法、サロンなどが世に出ているが、リンパを正しく理解し、医学的根拠に基づいて考案されたものは、非常に少ないのが実情だという。
同氏の最新研究「リンパを流す最もよい方法とは何か」では、ヒトを対象とした実験により、横になって腹式呼吸をすれば、プロが施すリンパマッサージよりもリンパの流れがよくなることが明らかとなった。リンパの流れがよくなれば免疫力が高まり、むくみ、皮下脂肪、便秘などに効果があるとしている。
同書では、この呼吸法「リンパ呼吸」のメカニズムと具体的なやり方をわかりやすく解説。さらにリンパの流れをよくする方法として、「近衛兵歩き」「ゲートル巻き」といった手軽なセルフケアもあわせて紹介している。
価格は1,404円(税込)。