映画『先輩と彼女』の完成披露試写会が22日、東京・新宿バルト9で行われ、キャストの志尊淳、芳根京子と池田千尋監督が出席した。
10月17日に全国公開する本作は、南波あつこの同名漫画を実写化した青春ラブストーリー。高校1年生の都築りか(芳根)は、他の女性に恋する先輩・美野原圭吾(志尊)に片想いする――というストーリーで、主人公の志尊と芳根は、現在放送中の連続ドラマ『表参道高校合唱部!』(TBS系)でも共演している。
ヒロインを演じた芳根は、少女漫画原作の本作を、「とにかくキラキラした世界なので、できるかな? という不安もあった」と振り返りつつ、「私も好きになると一途なタイプなので、りかちゃんに共感しました」とにっこり。一方の志尊は、真冬の2月に行われた撮影で、「ホッカイロを体に30~40個も貼ったのは初めて」と明かし、芳根は、「私をおんぶするシーンで、私用のカイロが志尊くんの背中にたくさん貼ってあった」とエピソードを披露した。
また、「少女漫画なので、格好良くしなきゃというプレッシャーがあった」と語った志尊。劇中では、キスシーンのほか、"壁ドン"や"顎クイ"などの胸キュンシーンも多く、「次はキスシーンだぞ、壁ドンだぞという空気が現場に流れる。壁ドンはずっと爆笑されてて……」とこぼすと、芳根は、「あまりにナチュラルにやるから、日常生活でもやってるんじゃないかと爆笑しちゃいました」とニヤリ。"顎クイ"シーンでは、やり方が分からず失敗したそうで、芳根は、「顎の肉をつままれて持ち上げられた」と暴露して笑いを誘っていた。