エン・ジャパンは、「自身を定義する言葉」についてアンケートを実施した。調査期間は7月31日~8月31日、対象は「ミドルの転職」サイト利用者546名。
自分自身を「ミドル」だと思うか
自身は「ミドル」という言葉にあてはると思うか尋ねたところ、30代後半~50代前半の7割以上が「あてはまる」(30代後半:74%、40代前半:86%、40代後半:84%、50代前半:70%)と回答した。
ミドルに当てはまる理由について聞くと「年齢がまさにMiddle Ageですし、仕事でもmiddle positionです」(43歳・女性)、「年齢が30代後半に入り、これまでやってきた仕事のキャリアも15年になって働けてもあと人生の半分となったから」(36歳・男性)、「中間という意味で、30代後半にさしかかりつつある自分は該当するのではないかと思った。転職という場でミドルという言葉の定義が確立していないため、ある程度の説明があればどのようにでも受け入れられそうな言葉である」(36歳・男性)といった意見が寄せられた。
当てはまらない理由としては「近年、高齢化社会となり70代でもバリバリ働いてる方々がいて社会的に重役クラスが50代60代と上がってきているので30代はまだミドルにはならないと思うから」(47歳・男性)、「年齢からするとミドルかと思いますが、私が定義するミドル層="ある程度の年齢がいってて、それなりの役職についている"には当てはまらないので」(43歳・男性)などがあげられた。
自身を定義する言葉、40代後半~50代前半は「中間管理職」
自身を定義する言葉として何がもっともあてはまるか聞くと、30代前半~40代前半は「中堅」(30代前半:34%、30代後半:52%、40代前半:23%)、40代後半~50代前半は「中間管理職」(40代後半:18%、50代前半:18%)、50代後半~60代以上は「シニア層」(50代後半:20%、60代以上:39%)が各最多だった。