JR四国と土佐くろしお鉄道、高知県東部地域博覧会推進協議会は、10月24・25日の2日間限定で、JR四国の観光列車「鉄道ホビートレイン」「海洋堂ホビートレイン」を連結し、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線での運行を行うと発表した。

「鉄道ホビートレイン」「海洋堂ホビートレイン」が土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で運転される(写真はイメージ)

12月23日まで開催される「高知家・まるごと東部博」の一環で企画され、新幹線0系をイメージした外観の「鉄道ホビートレイン」、海洋堂のフィギュアを車内に展示した「海洋堂ホビートレイン」の2両編成で、両日ともに高知~奈半利間で運転される。

各列車には歴史上の人物にちなんだ愛称が付けられ、10月24日の高知発奈半利行は「龍馬となかまたち号」、奈半利発高知行は「中岡慎太郎号」、10月25日の高知発奈半利行は「岩崎弥太郎号」、奈半利発高知行は「お龍と君枝号」となる。運転時刻は両日とも、往路が高知駅8時57分発・奈半利駅11時14分着、復路が奈半利駅15時19分発・高知駅17時4分着。往路・復路の間にも、ごめん・なはり線内で各日3本運転される。

なお、「龍馬となかまたち号」は団体貸切列車として運行され、日帰り旅行商品参加者のみ乗車可能。その他の列車は乗車区間の乗車券で一般の列車同様に乗車できる。運転に先立ち、10月24日8時30分頃から高知駅で出発式が開催される予定で、詳細は決まり次第発表される。