女優の石原さとみが20日、東京・台場のホテル日航東京で行われた、フジテレビ系ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』(10月12日スタート、毎週月曜21:00~21:54)の記者会見に出席し、初の月9主演に「すごくすごくうれしいです!」と喜びを爆発させた。

月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』に主演する石原さとみ

同作は、少女漫画誌「Cheese!」で連載されている、相原実貴の『5時から9時まで』が原作。石原演じる英会話学校の非常勤講師・桜庭潤子は、海外で暮らしたいという夢を持っているが、突然モテ期が到来し、夢をかなえるのか、仕事を続けるのか、結婚するのかという、複雑な胸中が描かれていく。

石原は、デビュー当時から毎年、元日に将来の目標を書いており、その中でも毎年必ず「月9の主演でラブストーリーをやりたい」と強く願っていた。今回その夢がついにかない「すごくすごくうれしいです」と大喜び。これまで、自身が多くの月9ドラマを見て、影響を受けてきたが、友達と話題になっても「一度も視聴率の話をしたことはありません」と強調し、「10年後も20年後も、話題になるような作品になったらいいなと思います」と力を込めた。

共演するのは、5回の月9主演を誇る山下智久。山下が演じるのは、僧衣を着たまま高級車を乗り回す型破りなお坊さん・星川高嶺で、お見合いをきっかけに潤子と出会い、付きまとい始めるという役柄だ。石原はこのドラマで山下と初対面だったが、「月9でお芝居を一緒にできるということが、何よりもうれしいです」と、やはり月9へのこだわりを見せた。

一方の山下は、石原を「すごく自分の芯を持っていて、現場を引っ張っていく力のある女優さんだなと感じています」と評価。自身の撮影では、滝に打たれるシーンもあったといい「本当に修行かと思いました。僕の煩悩も消えたのではないかと思います」と清らかな気持ちで臨んでいることを語った。

また、潤子が務める英会話学校の生徒・蜂屋蓮司役で、ジャニーズJr.の長妻怜央が出演。プロデューサーが、オーディションで会場に入って3秒で決めたというが「ドラマの経験は非常に少ないので、出演者の皆さんの足を引っ張らないように、精いっぱいがんばりたいと思います」と謙虚に語った。また、事務所の先輩である山下に向かって「いろいろ教えていただきたいなと思ってるので、山下先輩、お世話になります!」と後輩らしくハキハキとした口調で語った。

会見にはこのほかにも、英会話学校講師役の高梨臨、速水もこみち、受付嬢役の中村アン、生徒役の古川雄輝、高嶺が住む寺の住み込み坊主役の寺田心が出席。寺田も、石原の"月9愛"に感化されたのか、7歳ながら「月9に出るのが夢だったので、とってもうれしいです」と話し、会場の笑いを誘っていた。

石原さとみ

高梨臨

古川雄輝

速水もこみち

寺田心

中村アン