整体師の大山奏です。日光が出ていても、それほど気温が上がらなくなってきましたね。こんな時期は、ランニングなどの有酸素運動を始めるのに最適です。できれば、筋トレの後に有酸素運動をして終わると、流れとしては非常に充実したものになりますよ。
今回は、背中から太ももまでを鍛える体幹トレーニングをご紹介します。
足を肩幅に開いて立ち、つま先を少し外側に向けた状態からスタートします。両手を真上に伸ばし、そのままスクワットをします。
両腕からお尻まで一直線に持ち上げる
最初の立った状態から、腹筋と背筋にしっかり力を入れてドローイングの状態を作りましょう。それを土台にして、両腕からお尻までの一直線のラインを崩さないようにします。
そこから、息を吐きながらゆっくりとお尻を落としていきます。このとき、膝と足先が同じ向きになるようにします。つま先より膝が出ないように意識すると行いやすいでしょう。息を吸いながら、ゆっくりと体を持ち上げます。この一連の動作が終わるまでは、全身の隅々に意識を向けます。
手と頭の位置が下がっているのはNG
効かせたい部分に効かせるポイントとしては、手の先からお尻までが一直線になったまま動くように意識することです。手や頭が前に倒れてしまうのはNGです。
ゆっくりとお尻を後ろに突き出して、イスに座るときのように腰を落としていきます。ギリギリまで落としたら、手の指を持ち上げられているように、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
10回×2セットから回数を増やしていこう
まずは10回×2セットから始めてみてください。楽にこなせるようなら、15回×2セットや10回×3セットに挑戦してみましょう。
手を持ち上げる今回のスクワットの場合は、普通のスクワットよりバランスが取りづらくなります。指先からお尻までの一直線のラインを崩さないことを、しっかりと意識してください。バランスを崩してしまいそうなら多少スピードアップしてもいいですが、基本はスローで行います。
食欲の秋到来ですね。これからおいしいモノをたくさん食べる時期になりますが、食べたまま放っておくとすぐに脂肪になってしまいます。しっかりと食べた分は燃焼させられるよう、トレーニングを日々続けていきましょう!
筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。