JR西日本岡山支社はこのほど、岡山・福山エリアの主要路線に路線記号とラインカラーを導入すると発表した。あわせて吉備線・宇野線と岡山駅出入口の新たな愛称も発表された。

岡山・福山エリアのおもな路線に導入される路線記号とラインカラーの一覧

路線記号は路線名をアルファベット1文字で表現するもので、山陽本線では岡山~三石間が「S」、岡山~福山間が「W」、福山~糸崎間が「X」に。その他、津山線が「T」、伯備線岡山~新見間が「V」などとなっている。ラインカラーは各路線の特徴をモチーフとした色が定められ、全10色で色分けされる。

導入の背景について、「岡山駅は同一のりばから異なる行先路線の列車が発車する場合もあるため、のりばや行先路線がスムーズに確認できるよう、岡山駅・福山駅を起点とする各路線に導入することとした」と岡山支社。2016年春以降、駅や車内の路線図・停車駅案内、駅構内の案内表示などに導入する予定だという。

同じく2016年春以降、吉備線には「桃太郎線」、宇野線には「宇野みなと線」の愛称が導入されることに。同時に岡山駅東口も「後楽園口」、西口も「運動公園口」の愛称で呼ばれるようになる。吉備線・宇野線では来春から、駅や車内の路線図・停車駅案内、駅構内の案内表示などの路線名が愛称名のみの表記に。岡山駅出入口は当分の間、愛称名と正式名を併記して使用するとのこと。