最近では様々なアイデアを取り入れた実例も多くなってきた「すのこ (スノコ) 棚」。SNSなどで完成した写真を見かけて、DIY女子でなくてもトライしてみたくなった人は多いことでしょう。そこで、自他共に認める不器用な主婦が、本当に簡単に作ることができるのかを検証します。
最近では様々なアイデアを取り入れた実例も多くなってきた「すのこ棚」。なかなかの出来映えに、我ながら満足です!
材料
・桐すのこ 2枚
・ベニヤ板 2枚
・接着用のグルーガン
様々な工作に使えると話題のグルーガンですが、このようなものが100円ショップで購入できるというのはうれしいですね。
すのこを用いた棚作りは、「手軽に入手できる材料で作れる」というのが人気の理由の1つなので、使用する材料はすべて100均で調達すること、制作時間は10分以内におさめることを目標としました。
ここでは、実際の制作過程を紹介します。
まずは、すのこの幅板をつなげている細板部分に、グルーガンで接着剤をたっぷり付けます。
すのこと板の寸法をうまく合わせられるかが、不器用主婦としては最も心配だった部分なのですが、そこはまったく問題ありません。
今回用意したすのこの大きさは 横45cm×縦20cm (既製品)。あと、店頭で売られていた縦20cmに裁断されたベニヤ板を2枚購入しました。
これで、ベニヤ板がすのこからはみ出す心配はなくなり、切ったり貼ったりと、幅を合わせるわずらわしさもありませんでした (これはうれしい誤算でした!)。
1段目の段は、まだ木片を合わせただけの状態で安定しないので、片方がくっついたのを確認して、もう片方を接着するとよさそうです。
ここまでにかかった時間は、グルーガンの接着剤を温める時間を含めて5分。驚きの早さです。
2段目で注意したいのは、「1段目を付けて自立はするが、片方ずつ接着することはできない」ということ。
なので、接着剤が乾いて固まってしまわないうちに、すばやく板をはめ込んでくっつけなければなりません。
でも、固まった接着剤を簡単に取り除いて、ベタつかせずに再スタートができるのがグルーガンの素晴らしいところです。
気を取り直して素早く両端を接着。ギュッと押しつけたら成功しました。
一度失敗した時間も含めて、全工程を7分で済ませることができました。
材料費は400円。しかも10分もかからずに作れるんだったら、もっと早くトライすればよかったです。
制作中に感じた注意点は、グルーガンの接着剤が思いのほか早く固まってしまうこと。そして、ベニヤ板は商品や季節によって木独特の反りが生じることあるということ。板が反っていると両端を接着する時にうまくくっついてくれませんので、制作に取りかかる前に、1日ほど重石を置くなどして反りを戻しておくといいでしょう。
執筆: 竹林みか (ベル・エキップ)
猫と小銭稼ぎをこよなく愛す主婦ライターです。