アジア圏最大級のコンピュータゲームコンベンション「東京ゲームショウ2015」が、9月17日より9月20日までの4日間の会期で、千葉県・幕張メッセで開幕した。例年通り、前半の2日間がビジネスデー、後半の2日間が一般公開日となる。
今年で25回目となる「東京ゲームショウ」の出展社数は、昨年の421社を超える480社。出展タイトル数は、1,364タイトルから1,283タイトルと約80タイトルほど減少している。注目は、11月28日にカプコンより発売予定のニンテンドー3DS用ゲーム『モンスタハンタークロス』、2016年発売がアナウンスされたソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)の『PlayStation VR』、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー XIV』など。これらの試遊、体験コーナーも用意されている。
また、2015年12月18日公開予定のシリーズ最新作で、全世界から熱視線が注がれている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から、日本で初披露となったエレクトロニック・アーツの『スター・ウォーズ バトルフロント』(PS4/Xbox One/PC)、『ガールズ&パンツァー』とのコラボレーションで話題の『World of Tank』、本格海戦シミューレーション『World of Warships』の2つのオンラインゲームを要するウォーゲーミングジャパンなど、国内ゲームのみならず、海外タイトルも多数出展されていた。
近年成長傾向にあったスマートフォンを使ったソーシャルゲーム関連のブースでは、CyGamesが勢いを維持しつつ、DMMブースでは『艦隊これくしょん-艦これ-』や『刀剣乱舞-ONLINE-』のスマホ版を展示していたが、例年に比べるとおとなしめの印象。ソーシャルゲームに対して出展数が増加が見られたのはVR関連だった。昨年もOculusやSCEのモーフィアスといった製品が注目を集めたが、今年はOculus、SCEの2社に加えて、Production I.G.、グリー、セガなどの多くの企業が、VR関連ソフトの展示を行っていた。
なお、一般公開日の入場料は、一般(中学生以上)当日1,200円(前売り1,000円)、小学生以下は無料となっている。