男女の別れといえば、修羅場を連想する人も多いはず。でも実際はどうなのだろうか。マイナビニュース会員の女性272名に、別れのときに憤慨したことはあるのか、その理由は何かなどについてアンケートを行った。
Q.恋人と別れる(つきあいを解消する)際に相手の言葉や態度に憤慨したことはありますか?
ない 71.3%
ある 18.8%
そもそも恋人がいたことはない 9.9%
Q.それはなぜですか? もっとも当てはまるものをお選びください
1位 別れる原因が相手にあった 37.2%
2位 別れる際に暴言を言われた 19.6%
3位 相手が音信不通になって連絡も取れなかったから 9.8%
4位 別れる原因は自分だったが話がこじれた 7.8%
5位 自分は絶対に別れたくなかったから 7.8%
Q.それはどんな言葉や状況でしたか? 可能な範囲で具体的に教えてください
1位 別れる原因が相手にあった
・「結婚を前提に付き合っていたはずなのに、彼に結婚願望がなく、時間を無駄にしたと憤慨した」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「何か一方的に文句や嫌みを言われて終わった」(32歳/不動産/専門職)
・「ほかに女ができたくせにそのことには触れず、私の態度が悪いからだと責める言葉で悪態をつきまくられたので」(33歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「こちらの悪いとこばかり言われて言い返すのも面倒になった」(21歳/自動車関連/事務系専門職)
・「ちょっとずつ相手への不満がたまっていって、とある道端で相手のだらしなさが目につきその場で、付き合ってられないと別れた」(28歳/機械・精密機器/その他)
2位 別れる際に暴言を言われた
・「今まで暴言をいわれたことがなかったのに別れる時にひどいことをたくさん言われてトラウマになりました」(31歳/その他/その他)
・「こちらも別れたかったのに、悪いけど別れてくれない? と言われた。こちらが別れたくないと思っているようで腹が立った」(28歳/金融・証券/専門職)
・「書きたくないくらいの内容なのですみません」(32歳/その他/クリエイティブ職)
3位 相手が音信不通になって連絡も取れなかったから
・「メールだけで別れようとしてきて、こっちから連絡しても着拒されてしまい、凄くつらかった」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「急に連絡がとれなくなり一方的に嫌なところを羅列され腹が立った」(26歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)
4位 別れる原因は自分だったが話がこじれた
・「別れ話になかなか応じてくれなかった」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「納得がいかない、と職場まで押しかけてきた」(31歳/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「遠距離恋愛だったので、『これまでどんだけお金かけたと思ってるんだ』と言われた」(29歳/商社・卸/事務系専門職)
5位 自分は絶対に別れたくなかったから
・「もう無理だと思う、俺が悪い、君にとっても良くない、など私を理由にしているところに腹が立った」(41歳/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「遠距離になることが決まり、私は平気だと言ったのに向こうが耐えられないという理由で別れた」(27歳/商社・卸/営業職)
・「別れたくなくて、一回は別れをOKしたものの、別れたくないと伝えたらすでに、新しい彼女がいてもめた」(25歳/医薬品・化粧品/技術職)
■総評
仲が良かった2人に訪れた破局。その際に何らかの理由で憤慨したことがあるという女性は18.8%、ないは71.3%。同アンケートで男性の「ある」は7.8%だった。男性より女性のほうが別れの際に怒っていることが多いのだろうか。
憤慨した理由は、「別れる原因が相手にあった」37.2%が1位。2位は「別れる際に暴言を言われた」19.6%。これらは男性の場合も同じ。ただ、男性の1位は56.2%と過半数を占めていた。少数意見ではあるが、男性には皆無だった「別れる原因は自分だったが話がこじれた」がランクイン。よくいわれるように引きずるのは男性のほう、ということかもしれない。
怒りの状況のコメントでは、全体的に男性より女性のほうがより生々しい報告が多いように感じた。コメントを読めばわかると思うが、リアルで修羅場が見えるようだ。しかもその上を行く(?)、「ここでは言えない(言いたくない)」というヘビーな体験をした人も……。
※画像は本文と関係ありません
調査時期:2015年8月21日~2015年8月27日
調査対象:マイナビニュース会員 女性限定
調査数:女性272名
調査方法:インターネットログイン式アンケート