揚げ物はパン粉や小麦粉など準備が大変ですよね。コロッケが食べたいけれど、衣を付ける手間が面倒になった時、油揚げが揚げ衣の代用品にならないか試しにやってみました。

冷蔵庫にあまりがちな材料でコロッケ風に

目指すはコロッケ風のでき上がりです。揚げ衣の代用品に市販の油揚げを使いました。油で揚げるので、油抜きはしません。

長方形の形を半分にカット。

ポイントはここで油揚げを裏返しにすること。

この裏返しにする作業は破れないように丁寧に。

油揚げの裏面は表面より形状がデコボコしていて、コロッケの質感が出せます。我が家では、デコボコのお陰で味が染み込みやすい性質を生かして、煮物を作る時もこのように油揚げを裏返しています。

裏返した中に具材を詰めます。中身はアイデア次第です。今回の具材は、冷凍庫にあまりがちなミックスベジタブルとチーズを使いました。

ほどよく詰めたら、爪楊枝で写真のようにとめます。巾着袋のようにとめてもいいし、折りたたんだ形にしてとめても揚げることで形がまとまるので具材が中からこぼれません。

通常のコロッケと同じように揚げていきます。具材はあらかじめ調理されたものを入れたので、程よく揚げ色がついたらOK。

カラッっと揚がりました。油揚げを裏返した効果もあって仕上がりはサックサクです。

油揚げは、種類によって生地が薄かったり厚かったりするのですが、薄手の物を裏返して使うと、より "サクサク感" が増します。厚手だと油揚げの食感が若干強いので薄手がオススメです。

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