ネスレ日本は9月16日、未来のカフェサービスを体験できるという「ネスカフェ ドルチェ グスト ドロップ 未来カフェ」を「ネスカフェ原宿」(東京都渋谷区)内にオープンした。9月23日までの期間限定(ただし9月19日は除く)。
オープンに先駆けて行われた発表会では、アーティストのGACKTさんが第1号ゲストとして来店。未来カフェを体験し、その感想を語った。
カプセル式カフェシステム「ネスカフェ ドルチェ グスト ドロップ」
同店は、カプセル式カフェシステム「ネスカフェ ドルチェ グスト」から、新モデルの「ネスカフェ ドルチェ グスト ドロップ」(1万3,704円・税別 / 以下ドロップ)が発売されるのを記念してオープン。
コーヒー抽出時の最後の1滴をイメージしたドロップは、インテリア用品としても置けるような近未来的なデザインに仕上がっている。専用カプセルをセットするだけで、コーヒーやカプチーノ、ココア、宇治抹茶ラテなどの抽出が可能。メニューにあわせた湯の量をタッチスクリーンで設定すると自動で抽出が止まる「オートストップ機能」を搭載し、いつでも簡単にプロの味を楽しめるとのことだ。
店内には、ドロップを実際に体験できる「タッチ&トライコーナー」を用意。500円(税込)で「レギュラーコーヒー」「エスプレッソ」「カプチーノ」「ラテマキアート」といったカフェメニューや、北海道限定で販売されている「宇治抹茶」など全12種類のドリンクを何度でも飲むことができる。
筆者も実際にドロップを体験した。カプセルをセットして、タッチスクリーンで抽出量を調節。ボタンを押すと、およそ15秒で香ばしいコーヒーが出来上がった。まるで焙煎したてのコーヒー豆でいれたような香りだ。エスプレッソのように圧力をかけて抽出したことで、きめの細かいクレマ(泡)が立っており、ほんのりと甘味を感じた。
同店では、ヒト型ロボット「Pepper」がドロップの使い方やメニューの紹介を行うほかに、ドロップの形をしたドローンが店内を飛行。さらに、プロジェクションマッピングを使ったアニメーションが公開されており、最先端技術を取り入れたサービスを提供している。ドローンの飛行とプロジェクションマッピングの公開は各日13時~18時、30分おきに実施(9月19日は除く)。
GACKT「自分でいれたコーヒーよりおいしい」
発表会では、「違いが分かる男」としてGACKTさんが登壇。ドロップで抽出したコーヒーを飲んだGACKTさんは、「最近は自分でコーヒーを入れることがありますが、味わいの深さや鮮度を考えてみると、正直ドロップのほうがおいしいと思えます」とコメントした。
「本物のコーヒーの味って言うのは、どれだけ新鮮な味のまま保存できているかということ。いい豆を使っていても、酸化してしまってはおいしくないんですよ。そういう意味では、いつでもフレッシュな状態で飲めるっていうのは大切なことなんだなって感じますよね」と、カプセル式の魅力をアピールした。