ゲオホールディングスは15日、月額590円(税別)で、映画などの配信コンテンツが見放題になる定額制動画配信サービス「ゲオチャンネル」を発表した。サービス開始は2016年2月を予定。
「ゲオチャンネル」は、エイベックス・デジタルとの提携により実現したもの。手軽にVODサービスを利用できる状況で、本当に必要なサービスや利便性、新しい映像環境の価値を考えた結果、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスの提供に至ったとする。
サービス開始時は、映画やドラマ、アニメ、音楽などの配信コンテンツが月額590円(税別)で見放題になるベーシックプランを提供する。配信コンテンツは、映画、海外ドラマ、キッズ向け、アニメ、ミュージックビデオ、ライブ映像、成人向けなど13ジャンル、8万タイトル以上。画質はSDとHDで、視聴デバイスはテレビ、スマートフォン、タブレット、PCなど。1アカウントにつき最大5台までのデバイスを登録できる。
エイベックスが所有する独自のレコメンドシステムを活用し、これまで実店舗を利用したユーザー一人ひとりの10年分のレンタル視聴履歴と、「ゲオチャンネル」を使って視聴した作品の視聴履歴を連携させ、よりユーザーに最適化したパーソナルレコメンデーションを実装する。
今後、趣味の専門チャンネルを充実させるほか、実店舗の旧作タイトルを月20本までレンタル可能な月額590円のオプションプランや、宅配レンタルで旧作タイトルを月に8枚レンタルできる月額590円のオプションプランも用意(税別、いずれも「ゲオチャンネル」月額料に加算)。これらを合わせて「ハイブリッドVOD」と銘打って展開していく。