保険クリニックは、20歳~60歳の働く女性500人を対象に、「将来の経済的リスク」についてアンケート調査を実施した。調査期間は8月31日~9月1日。

将来にリスクに対して行っていることは「貯蓄」

「将来の経済的リスクはあると思うか」と尋ねたところ、93.4%は何かしらの経済的不安を感じていると回答した。不安に感じている内容は「自分の老後」が最も多く、次いで「病気などで働けなくなること」「親の介護」の順になっている。

自分にとっての「将来の経済的リスク」には何があると思いますか

経済的リスクを挙げた人を対象に、そのリスクに対してどう備えているか尋ねると、最も多い回答は「貯金」(60.0%)だった。次に多いのは「保険」(36.8%)で、この2つが大半を占めている。また、リスクがあるとは分かっていても27.2%は「何もしていない」と回答している。

将来の経済的リスクへの備えとして、何をしていますか

「経済的リスクはない」と感じている人と、リスクを感じつつも「何もしていない」と答えた人に、その理由を聞くと、「何とかなると思うから」(50.9%)という回答が最も多かった。2位は「その他」(27.7%)で、「お金がない」「余裕がない」「何をすればよいのかわからない」との意見が多く寄せられた。

将来の経済的リスクへの備えをしている人に月収の何%くらいを回しているか聞いたところ63.7%は月収の10%未満だということがわかった。「10%以上20%未満」は18.2%、「20%以上30%未満」は7.6%で、中には「30%以上」と回答した人も10.6%みられた。

将来の経済的リスクへの備えに関して、月収の何%ぐらい使っていますか