シトロエンから独立したフランスの高級車ブランド、DSオートモビルはこのほど、フランクフルトモーターショー(一般公開は9月17~27日)への出展概要を発表した。新型「DS 4」「DS 4 Crossback」「DSV-01」の3モデルを一挙に世界初公開する。
新型「DS 4」は、コンセプトカー「Numero 9」から直接ヒントを得たDS Wingsグリルや新型LEDヘッドライトでアイデンティティを主張。最高出力210PSとハイパワーながら、CO2排出量を抑えた高効率エンジンを搭載する。ナッパレザーで仕上げたダッシュボードとドアパネル、腕時計のベルトをデザインしたセミアニリンレザーのシートなど、高級感あふれるインテリアも特徴だ。
「DS 4 Crossback」は、30mm高い着座位置と大きなブラックホイール、アーチトリム、スポイラー、ルーフバーといったボディコンポーネントを装備するアドベンチャースタイルのモデル。視界が上方45度開けるパノラミックフロントガラスや黒のリアビューミラーなども大きな特徴となっている。
「DSV-01」は、フォーミュラE世界選手権に参戦しているヴァージン・レーシングとDSとのコラボによって生まれた100%電気で走る1人乗りのレーシングカー。フランクフルトモーターショーで初公開された後、10月17日に北京で開催されるフォーミュラE世界選手権に向けて出発する予定だ。