世界三大ミスコンの一つに数えられる「ミス・ワールド2015」の日本大会が14日、都内で行われ、現役女子大生でモデルの中川知香(22歳)がグランプリに輝いた。
ミス・ユニバース、ミス・インターナショナルと並んで世界三大ミスコンに数えられる同コンテストは、1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が行われて以来毎年開催。世界三大ミスコンの中では最も歴史が長く、今年で65回目を数える。今年の世界大会は11月20日から12月19日に中国・海南島で開催。その世界大会への出場権をめぐって、応募総数6,820人の中から選ばれた32人のファイナリストが選考会に臨み、中川知香が日本代表に選出された。
自分の名前を呼ばれて思わず涙をこぼした中川は「うれしくて泣いたのは今日が初めてです」と顔をくしゃくしゃにしながら「世界大会は頑張ります。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。昨年に続いて2回目の挑戦となったが、昨年は審査員特別賞に終わった。「今年はそれよりも上を目指しました。すごく不安で辛かったですね」と振り返った。
今年のコンテストでは自己PRで英語を披露して「英語の出来は緊張して自分で何を言ったのか覚えていません(笑)」と苦笑いを浮かつつ、「去年よりは成長できたかなとは思います。世界大会ではもっと英語力を付け、私の最大限の力を発揮して頑張りたいです!」と早くも視野は世界大会に向けていた。
昨年の同コンテストに出場したのを機に、現在はオスカープロダクションに所属して帝京大学に通いながらモデルとしても活動中。将来の目標を「テレビの仕事をしたいです。大学卒業後はモデル、女優としての仕事をできればと思っています。目標は男女問わず幅広い年代から支持を得ている上戸彩さん!」と目を輝かせていた。
なお、準グランプリには里見綾香(25歳)、吉岡仁美(25歳)、石黒エレナ(26歳)、審査員特別賞には早川真央(27歳)、加藤亜希子(19歳)、ロバートソン 夏妃(21歳)を選出。また、同コンテストと同時にミスター・ワールド2015の日本大会も行われ、応募総数380人の中から山ノ内ジャン(27歳)がグランプリに輝いた。