ソニー生命保険は15日、全国のシニア(50~79歳の男女)に対し、2015年7月21日~7月22日の2日間インターネットリサーチで実施した、今年で3回目となる「シニアの生活意識調査」の1,000名の有効サンプルの集計結果を公開した。これによると、シニアの約4人に1人が「LINE」を利用していることが分かった。

スマートフォンを利用しているシニアは34.9%

同調査によると、全回答者(1,000名)に、スマートフォンとタブレット端末の利用について聞いたところ、スマートフォンを利用しているシニアは34.9%、タブレット端末を利用しているシニアは19.5%だった。また、話題の人型ロボットについても聞いたところ、18.5%のシニアが利用意向を示した。

次に、SNSと無料通話アプリの利用について聞いたところ、Facebookを利用しているシニアは25.2%、LINEを利用しているシニアは23.1%だった。

過去の調査(※2013年調査と2014年調査では、利用しているSNS、無料通話アプリを選択する形式で聴取)と利用率を比較すると、Facebookは2013年調査からほぼ横ばいで推移しているが、LINEは毎年上昇しており、一昨年と比べ11.8ポイント上昇、昨年と比べても6.9ポイント上昇した。また、LINEでは8.3%のシニアが利用意向を示しており、ソニー生命では「利用率の上昇は今後も続いていきそう」としている。

FacebookとLINEの利用率(経年調査)