ディスコは11日、9月の就職意識に関する調査の結果を発表した。期間は、9月1~7日。対象は、2016卒の大学4年生・理系の大学院修士課程2年生の1,454名。
9月時点で、「内定を得た」が82.3%
9月1日現在の内定の有無を聞いたところ、「内定を得た」は82.3%となり、8月調査での67.3%と比べて15pt伸びた。
内定者の就職活動状況を聞くと、80.2%が「就職先を決定し就職を終了」と回答した。前月45.0%から35.2pt増加した。
さらに、就職活動継続者の割合は、内定を持ちながら「就職活動継続」と回答した15.5%と、9月1日現在の内定の有無で「内定を得ていない」と答えた17.7%を合わせると、全体の30.4%となった。
就職活動の難易度を聞いたところ、「厳しい」と回答した全体の割合は、「とても厳しい」(17.3%)、「やや厳しい」(27.1%)の計44.4%となった。一方、「やさしい」と答えた全体の割合は、「やややさしい」(16.9%)、「とてもやさしい」(5.6%)を合わせた、22.5%だった。
内定有無別にみると、「内定あり」の人で「厳しい」と回答した割合は、「とても厳しい」(10.4%)、「やや厳しい」(26.6%)を合わせた37.0%だった。一方、「内定なし」の人で「厳しい」と回答した割合は、「とても厳しい」(49.8%)、「やや厳しい」(29.5%)の計79.3%となった。
就職活動を継続している学生(全体の30.4%)に、就職活動の中心としている企業の規模を質問したところ、「規模にこだわらず活動している」(58.8%)が最多となった。以降、「中堅中小企業を中心に活動している」(14.0%)、「業界トップの企業を中心に活動している」(13.8%)、「大手企業を中心に活動している」(13.3%)と続いた。