熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
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9月7日(月)
■「マー君&里田まいに第一子。ママタレなら年収1000万円」【ビビット】
メジャーリーグ・ヤンキースの田中将大投手と妻の里田まいが第1子の妊娠を発表。現在5カ月のようで、2012年3月の結婚から3年での妊娠となる。
二人は連名で「私たち夫婦は、新たな命を授かりました。日々成長していく愛おしい命を大切に、心身共に出産の準備をしていきたいと思っております。どうか温かく見守っていただけたらうれしいです」とコメント。結婚後、里田は田中のサポートを優先させてきたが、田中がアメリカでのプレーや生活に慣れたことも大きかったようだ。里田も芸能界屈指の運動神経を誇るだけに、子どももアスリートとして期待されるだろう。
番組はママタレとしての可能性に注目。ハロプロの仲間だった辻希美は、ブログの広告収入が推定月収500万円というからスゴイ。ただ、もし里田がママタレとして活躍したらその倍にあたる月収1000万円も夢ではないとのこと。田中の収入を考えると無理はしないだろうが、ファンとしては子育てをのぞき見したいのかもしれない。
■「さまぁ~ず・大竹と中村アナ夫妻に第2子誕生! 早くも3人目熱望?」【ビビット】
大竹一樹の妻であるフジテレビ・中村仁美アナが4日、3490グラムの男児を出産。大竹が生出演したラジオで、「今ね、ちょっとぼんやりしてるんだ。実はさっき子ども生まれたのよ、オレ。病院から来てるのよ、ココ。だから寝てない。急にパニクってね、(立ち合いはせず)カーテン1枚で(妻の)絶叫だけ聞いた」とサプライズ発表した。
一方、中村アナは「主人と長男の寝息を聞きながら陣痛に耐え、無事本日朝出産することができました。これから男子3人に囲まれての生活、楽しみたいと思います」とコメント。相方の三村マサカズは、「大竹ってそういう話、自分からはしないのに言うってことは、うれしいんだと思いますよ」と祝福した。さらに第3子への意欲を聞かれた大竹は、「(今度は)女を抱きたい……いや、怒られるから、そういうこと言うと」と思わず妻に叱られそうなことを言ってしまい、あわてていた。
2人は2011年3月に結婚し、2012年3月に長男が誕生するなど夫婦生活は順調そのもの。大竹は47歳、中村アナ36歳だが、本当に第3子誕生を目指しても不思議ではない。
9月8日(火)
■「魔性の女・奥菜恵、モテの必勝テクは?」【ビビット】
先日、一般男性との2度目の離婚と、10歳年下の木村了との交際を発表した奥菜。あらためて、芸能界きっての“魔性の女”として話題になっている。バツ2で2児の母なのに、なぜこんなにモテるのか。週刊誌の報道では、美ぼうに加えて「サバサバしているように見えて、実は寂しがりで甘え上手」「お酒を飲むと陽気になり、ボディータッチが激増。男は放っておけないかわいさにコロッと落ちてしまう」のが理由とのこと。
これを見たスタジオメンバーは大盛り上がり。テリー伊藤が「めちゃくちゃやってんね、この女」と吐き捨てたり、国分太一が「これすぐ(男は)落ちちゃうよ」と笑ったり、そのから騒ぎ感は「このネタをトップニュースで扱ったのはなぜ?」と言っているようだった。
■「声帯摘出直前、つんく♂が家族に贈った最後のメッセージ」【ミヤネ】
つんく♂が喉頭がんを発表したのは昨年3月、手術をしなければ命に関わる状態だった。そして今年4月に声帯摘出を公表。そこに至る手記を出版し、がん宣告を受けたときの心境を明かした。「まさか。嘘やろ。まだ四十五歳やで。ってうか、大丈夫っていうたやん。このとき僕は今はおろか未来のことなどまったく考えられなかった。ただ震える妻の手をギュッと握りしめた。(子どもには)ごめんな。ごめんな。こんなお父さんで、ほんまごめんな」。
声帯摘出手術の直前、3人の子どもに最後の言葉を贈っていたことも綴っている。7歳の長男へ「この家で唯一の男の子なんだからお母さんのことを助けなきゃダメだよ」、7歳の長女へ「素敵な声をしているんだから、歌の練習をもっとしようね。お父さんの分も歌うって前に言ってたもんね」、4歳の二女へ「お姉ちゃんを見習ってお勉強頑張るんだよ。大好きだよ」、最愛の妻には「妻にもいくつかのメッセージを伝えて、最後にいろんな口調で妻の名前を何度も叫んだ。妻は泣きながら僕の声を聞いていた」という。
さらに退院から1カ月後、親交があり妻がファンであるTOKIOがつんく♂の自宅へ行き、結婚10周年パーティーとしてオリジナル誓約書を作成し、『AMBITIOUS JAPAN』『花唄』生演奏したという。
9月9日(水)
■「三船美佳に新恋人報道を直撃。支えてくれる人と頑張っていく」【ビビット】
高橋ジョージとドロ沼離婚裁判中の三船が、映画のPRイベントに出演。3回の公判を重ねてきたが、お互いの言い分は平行線が続くだけに、その発言に注目が集まった。さらに、7月には新恋人の報道もあっただけに、記者から「一番そばにいてほしい人は?」と聞かれた三船は、「娘」と無難な回答。さらに「離婚後、理想の人生は?」と聞かれ、「普通に何気なく毎日を暮らしていて、支えてくれる人たちとともに頑張っていく」と話した。このところリップサービスが減っているのは、離婚協議が佳境に入っているということか。この日は言及しなかったが、新恋人がいても全くおかしくない。
■「ビッグダディがホストデビュー。破産危機か?」【ビビット】
あのビッグダディが50歳にしてホストデビューするという。番組はさっそく新宿歌舞伎町のホストクラブを突撃した。すると、頭に赤いタオルを巻いて接客をしているダディを発見。ホストになった理由は、「オーナーさんと自分に共通の友人がいて、話をいただいた。とんでもなくありえない話だったので、逆にお受けしました」。さらに「お金のためではないです。何かの記事にオレの破産危機って載ってたけど、そんなものいつからはじまってんの? ここ20年くらいずっとそうですよ」と話した。毎週火曜にホストとして働く予定だが、仕事ぶりを見るとほとんど無言で笑顔もなし。常連客に「緊張しないでやればいい」とダメ出しされてしまうレベルだった。
番組は「離婚、ホスト、プロレス」というプロセスに注目。沢田亜矢子との離婚でさわがせたゴージャス松野も全く同じ道を歩んでいたことが発覚し、勝手にダディへのアドバイスを聞いていた。この追加情報に何の意味があるのか……。
9月10日(木)
■「滝川クリステルと小澤征悦が相耳イヤホンの復活愛!」【ビビット】
先週金曜の深夜0時、高級住宅街の隠れ家バーで目撃されたのは、今年3月に別れたはずのクリステルと小澤。しかし、バーで2人は高校生カップルのようにイヤホンを片耳ずつつけて音楽を聴いていたという。ワインを飲みながら、見つめ合ったり、はにかんだり、恋人同士を思わせる様子だったとのこと。さらに、五輪エンブレムについて熱く語り合い、紙にエンブレムの案を書いて盛り上がっていたらしい。
来年1月にアメリカでハリウッドデビューする小澤、ヨーロッパを中心に活動予定のクリステル。交際なのか、それとも国際派同士ならではの友情なのか。
■「東尾理子の第2子妊娠で、すみれが『超ショック』か」【ビビット】
2012年11年に長男の理汰郎くんを出産し、昨年8月には第2子妊娠に向けて不妊治療再開を明かしていた理子。しかし、11月に着床が定着せず化学流産してしまう。その経緯もあるだけに、先週の第2子妊娠発表は、喜びもひとしおの様子。来春の出産に向けて、「女の子もかわいいだろうけど…。とにかく無事に生まれてほしい」と話しているという。
番組はイベントに登場した義理の娘・すみれを直撃。「ビックリしちゃって。私、実はニュースで先に見ちゃったんですよ」とボヤくすみれ。仲よしだと思っていたのに、知らされていなかったことにショックを受けたらしい。「この間、パパ(石田純一)に会ったんですけど、何も言っていなかったんですよ。その次の次の日くらいに理子ちゃんのニュースが出てて、すぐに連絡したら『ごめーん。言うの忘れちゃった!』って。ちょっとちょっと! となったんですけど、うれしかったです」と最後は笑った。さらに、「全部の神に(安産を)お祈りしています」と熱いエールで締めくるすみれ。その姿を見て、石田ファミリーのコメント力を再認識させられた。
9月11日(金)
■「TKO木下隆行、子どものために復縁再婚か」【ノンストップ】
「子どものために復縁再婚はアリか?」という番組コーナーのテーマに、「初出演がこんな形になろうとは……」とボヤく木下。1999年に結婚し、翌年に長女が誕生したが、2003年に離婚。その理由は、「20歳から同棲していたんですよ。その間バイトせずにこの仕事一本でやってきたので、『あなたは私一人幸せにできないのに、世間の人々を幸せにできるはずがない』と言われた」から。
しかし、中学生になった娘とは、現在も月に2~3日は会っているほか、元妻と3人で旅行することもあるという。木下は、「娘が『パパとママ、手をつないで』って言うんですよ。それでつなぐと『カップルみたい。やった!』と言われて、『くっついて欲しいんだな』と初めて知りました」と話す。復縁については、「今の段階では考えてないです。娘から言われたのが数週間前なのでビックリしたところで。今の距離感が心地よいんですよ。それがなくなるのが怖いですし」と慎重なコメントに終始。6月末に16歳年下モデルとの半同棲報道もあっただけに説得力はない。何より、ここまでメディアで話してしまうと、娘は複雑な心境になるのではないか、と心配してしまう。
これを聞いていた千秋は、「私は週に1回(元ダンナと子どもを)会わせるけど、私は引き渡しだけ。(復縁は)ありえない。非合理的!」とバッサリ。この潔い生き方が人気の秘けつなのだろう。
■「SNSをさわがす2人の新カリスマに密着!」【スッキリ】
番組は「新世代のカリスマ」「SNSの女王」と注目を集めるモデルのizuに注目し、単独インタビューを実行。一般的には無名だが、7つのSNSを使いこなし、合計320万人を超えるフォロワーがいるという。izuは「自分じゃ『エッ、何のこと?』という感じで全くわかんないです」と言いながらも、常に写真を撮ってSNSにアップしている。「忙しいときでもちゃんと自分の心を伝えようとしています。言葉や写真が人の生活に少しでも入るのって奇跡だと思いますから」と言いながらも、「見る人が増えたら悪口くるから怖い……」と不安も垣間見せた。
さらに、SNSの使い手として、オリジナルアニメで世界から注目を集めるイラストレーター・酒井マオリを取材。彼女のアトリエを訪問したところ、こちらは顔出しNGだった。しかし、オファーが殺到して忙しい中、番組の動画を作るサービス精神を見せる。動画作成はまだ1年というから、すさまじいサクセスストーリーだ。
木曜、金曜のワイドショーは、大雨災害のニュースで埋め尽くされた。特に金曜は、芸能ニュースが最も多い『ビビット』が大雨のニュースのみに。他番組も8~9割のコーナーをカットしていたが、家や車だけでなく人も流される映像は、生放送番組ならではのシリアスさがあった。「どのコーナーをカットするか?」だけでなく、「どこは映してもOKで、どこはNGか?」の判断が難しく、緊急事態だからこそプロデューサーのスキルとチームワークの差が浮き彫りになっていた。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。