整体師の大山奏です。体幹を考えるときに骨盤の周りの筋肉は非常に大事になってきます。骨盤周りに筋肉をつけることによって、体のブレを少なくすることができるので、バランス力のアップにもつながります。
今回は、骨盤周りの筋肉を鍛える体幹トレーニングをご紹介します。
両脚を肩幅に開いて立った状態からスタートします。腰を落とし、両手のこぶしを合わせて胸の前に持ってきます。片手ずつこぶしを体に引き寄せます。
体の正面に置いた両こぶしを交互に寄せる
腰を落として両手を握り、肘とこぶしを合わせて胸の前に持ってきます。このとき、両手をお互いに中心に向かって押し付けあうようにしてください。
左右交互にこぶしを体の方に引き寄せます。このとき両手の肘が離れないようにして、二の腕の筋肉もしっかり使えるようにしましょう。スピードはゆっくりにして、動きを正確に繰り返してください。
重心が前にかかるのはNG
腰を落とすときに重心が前にかかってしまわないよう、気をつけましょう。スクワットの要領で、イスに腰掛ける途中のように、お尻を後ろに引いて腰を落とします。
慣れていないとこの状態をキープするのが大変で、手を動かすとバランスを崩してしまうこともあるかもしれません。その場合は、まずは腰を落とした状態をキープする練習から始めてみるといいですよ。
左右交互に10回ずつからチャレンジ
左右交互に10回ずつから始めてみるといいでしょう。楽にできそうなら、回数を増やしてもOKです。ただし、テンポがアップしてしまわないように注意してください。
このトレーニングは、両手のこぶしを一緒に体に引き寄せるパターンもあります。左右が終わったら、両手同時も10回行ってみてください。正しく行えていれば、太ももから骨盤、おなか周り、二の腕まで多くの筋肉を一度に鍛えることができますよ。
スポーツの秋が近づいてきました。年を重ねるとともに、脂肪がつきやすく落ちにくくなってきます。しっかりと基礎代謝を上げて、おいしいモノを食べても太らない体作りを心がけたいですね。
筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。