アルトはこのほど、学生を対象に実施したホワイトバイトに求める条件に関する調査結果を発表した。それによると、学生は職場環境において、"人"を特に重視していることが明らかになった。
ホワイトバイトに求める条件、1位は「人間関係がいい」
ホワイトバイトに求める条件を尋ねたところ、最も多かったのは「人間関係がいい」で71.5%。また「店長がいい人」を挙げた人は6割弱に上り、1位の「人間関係がいい」と合わせて、職場における"人"の相性が重視されていることがうかがえる。
2位は「時間外労働がない」で6割強となり、「時給がいい」も6割弱の人が選ぶなど、待遇面もやはり重視されると考えられる。一方、「体力的に楽」「休憩が多い」といった条件は3割前後と、ほかの条件より割合が低く、仕事が楽かどうかはあまり職場環境と関係がないと思っている人が多いようだ。
男女別にみると、ホワイトバイトの条件として、「人間関係がいい」を選んだ男性は66.9%、女性は75.3%、「店長がいい人」を選んだ男性は53.6%、女性は59.9%と、男性より女性の方が、やや職場の人間関係を重視する傾向にあった。
ホワイトバイトとは、ブラックバイトの対義語で、労働環境の良いアルバイトと定義して調査を実施。調査日は2015年9月8日、調査方法はインターネット、有効回答は学生(高校生・高専生、専門学校生、短大生、大学生、大学院生、その他学生)333人。