横浜中華街発展会協同組合とWi-Fiサービスを展開するFONは10日、共同で横浜中華街一帯をWi-Fi化するプロジェクトを開始すると発表した。

無料Wi-Fiを提供し、ネット環境を整備

横浜中華街は、年間2,100万人以上の人々が訪れる日本を代表する観光地。モバイルデバイスが普及し、訪日観光客が急増傾向にある中、街をあげたWi-Fi化が急務だった。

今回、横浜中華街は、国内外の来訪客が安心して使えるインターネット環境を整備するうえで、全世界で1,700万スポット以上、200カ国以上のユーザーを抱えるFONを導入することを決定。横浜中華街メインストリートといった主要エリアをはじめ、横浜中華街発展会協同組合の会員店舗向けに、国内外の来訪者が簡単に利用できる無料Wi-Fiを提供する。

横浜中華街トップページ(出典:横浜中華街Webサイト)

FONが提供するFacebookログイン機能により、登録などの煩わしい手続きが不要となるほか、FON接続アプリで、FONスポットに自動接続することが可能。また、横浜中華街発展会協同組合に加盟している全スポットを検索できる「Social Guidebook」と連携。観光客は中華街のお気に入りスポットを、オリジナルガイドブックとして作成・共有できるという。