世界最大級の家電関連展示会「IFA 2015」で、中国・Xiaoyiがアクションカム「Yi Action Camera」を出展した。最大の特徴はとにかくその価格。先行するGoProとデザインや機能は似通っているが、中国では399元、ブースの担当者によれば米国では60ドルであり、これが日本に運ばれれば1万円以下という価格を実現することになる。
Xiaoyiは、中国のスマートフォンメーカーXiaomiの子会社で、IFAへの出展はXiaomiグループとしても初めてのことだ。現在、Yi Action Cameraは中国など一部の国だけで発売されているが、担当者は「年内に日本での発売を予定している」と明言。現時点では代理店は決まっていないそうだが、話し合いは進めているそうだ。
Yi Action CameraはF2.8、155度の超広角レンズを搭載。有効1,600万画素の裏面照射型Exmor Rセンサーを採用している。動画は1080p/60fps、720p/120fps、480p/240fpsの撮影などが可能だ。コンパクトなデザインで、72gと軽い。
また、最大64GBまでのmicroSDXCカードに対応し、無線LANとBluetoothを搭載。別売の防水ケースを利用すれば40mまでの防水性能を実現する。iOS、Androidアプリが用意され、リモートコントロールも可能だ。アクションカメラの機能としては一般的なレベルだが、とにかく価格が安い。日本でも実際に発売されれば面白い存在になるかもしれない。