Pioneer DJは、同社の楽曲管理アプリケーション「rekordbox」を10月1日にバージョン4.0にアップデートし、DJプレイ機能「rekordbox dj」を新たに搭載する。これに合わせて、「rekordbox dj」を自在に操作できる専用DJコントローラー2機種「DDJ-RZ」と「DDJ-RX」を発売する。発売時期はDDJ-RZが10月上旬、DDJ-RXは11月下旬。価格はオープン。
「DDJ-RZ」および「DDJ-RX」は、同社のアプリケーション「rekordbox」に搭載されるDJプレイ機能「rekordbox dj」専用のDJコントローラー。ダイナミックなパフォーマンスと快適な操作を実現する「MULTI-COLOR PERFORMANCE PADS」や、正確なジョグパフォーマンスを実現する「BIG JOG」を搭載し、すべてのボタンやツマミは「rekordbox dj」と連動するように設定されている。さらに、それぞれの組み合わせにおいて最適に動作するようにチューニングが施されており、Windows PCやMacに接続するだけで、直感的かつ、高いレスポンスによる思い通りのDJプレイが可能となる。
また、4つのデッキで再生している楽曲をそれぞれ独立して操作できる「4-CHANNEL MIXER」を搭載するほか、再生中の楽曲に対してオリジナルのアレンジを加えることのできる機能を搭載。さらに、CDプレーヤーやアナログターンテーブル、マイクなどを接続できる外部入力を装備しており、PCやMacを介さずに「単体の4チャンネルミキサー」としても使用可能となっている。サウンドはクリアでパワフルなDJサウンドを実現し、特にDDJ-RZにおいてはウォルフソン製の高性能D/Aコンバーターおよび低ジッター水晶発振器を採用することで、原音を忠実に再現したクリアでパワフルなクラブサウンドを実現しているということだ。
なお、外寸はDDJ-RZが幅870mm×高さ98.4mm×奥行き419.5mm、重さは10.7kg。DDJ-RXは幅664mm×高さ70.4mm×奥行き353.4mm、重さは5.8kg。両機種ともにトップパネルおよびジョグプレートにアルミ材を採用し、イベントやホームパーティなど多様なシーンに映える高級感のあるデザインに仕上がっている。
ちなみに、アプリケーション「rekordbox」バージョン4.0の対応OSは、Windows 10 / 8.1 / 8 / 7、Mac OS X 10.10 / 10.9 / 10.8。「DDJ-RZ」および「DDJ-RX」で制御できるDJプレイ機能「rekordbox dj」は、Windows版とMac版のrekordboxに対応し、iOS版とAndroid版は非対応。なお、rekordbox djの価格は、一括購入が1万5,000円、サブスクリプションは1,200円/月(ともに税別)。