ジャパン少額短期保険は10日、痴漢冤罪ヘルプコールなどの契約者向け特典が充実しているという弁護士保険を販売すると発表した。
「痴漢冤罪ヘルプコール」は事件が起きた直後に顧客が弁護士と電話できるサービス
顧客が痴漢と間違われ逮捕されてしまうと、一瞬で社会的地位を失ってしまう。初期段階での弁護活動がその後の人生を大きく左右するため、事件が起きた直後に顧客が弁護士と電話できるサービスが「痴漢冤罪ヘルプコール」だという。
事件発生後48時間に発生した弁護士の相談料、接見費用(交通費などを含む)は、全額ジャパン少額短期保険が負担する(被疑者段階の弁護活動にかかる着手金は除く)。
損保各社では、弁護士保険は主に自動車保険の特約として販売しているが、ジャパン少額短期保険では、自動車を持たない人でも加入できるように、個人賠償責任保険の特約として開発した。個人賠償責任保険は、自分が加害者になった際のリスクに備える保険だが、弁護士費用保険は、自分が被害者になった際のリスクに備える保険だという。ジャパン少額短期保険の保険に加入することにより、日常生活での偶然な事故により自分が加害者になった場合や被害者になった場合に、幅広く補償を受けることができるとしている。
少額短期保険業は、保険業の1つの形態で、保険金額が「少額」、保険期間が「短期」の保険契約の引受けのみを行う事業だという。こうした特徴から「ミニ保険会社」とも言われているとしている。
商品名:ターゲット顧客によって名称を使い分ける。男性向け名称/男を守る弁護士保険、女性向け名称/女を守る弁護士保険
補償内容・保険金額:弁護士費用等保険金/最高300万円、法律相談費用保険金/最高10万円、個人賠償責任保険金/最高1000万円
保険料:月払/590円、年払/6400円
保険申込み方法:インターネットやスマートフォンから申し込むことができる
契約者特典の概要
(1)痴漢冤罪ヘルプコール
(2)痴漢被害ヘルプコール
痴漢被害にあった際に、その場で弁護士と通話が出来るため、適切な対処方法のアドバイスを受けることができる。事件発生後48時間に発生した弁護士の相談料、接見費用(交通費などを含む)は、全額ジャパン少額短期保険が負担する。
(2)弁護士無料相談サービス
離婚問題、遺産相続、近隣問題、欠陥住宅、リストラ、いじめ、医療過誤、金融商品問題、ケンカ、子供のいたずら、引っ越し事故、その他の困りごとを弁護士に無料で相談できる。
上記(1)~(3)は、弁護士法人鈴木康之法律事務所(東京都千代田区麹町4-7-2)と提携し、サービス提供するとしている。