書いたノートをデジタル化! - 編集・共有もできるスマートフォリオ発売

ワコムは10月、手書きノートをデジタル化し、アイデアを編集・共有できるスマートフォリオ「Bamboo Spark」を発売する。

簡単な操作でクラウド上に保管

同製品は、紙の上に書いたアイデアを素早くデジタルインクで保存し、簡単に編集できる"デジアナ文具"。手書きの気軽さ・自由さと、デジタルインクとクラウドの利便性を融合したアイテムとなっている。

使い方は、専用のスマートペンを利用して、A5サイズのノートにアイデアを自由に記入すると、本体に搭載された独自の電磁誘導方式デジタイザーが、専用スマートペンの紙の上のインクと同時に、高精度のデジタルインクデータを生成する。

デジタルインクデータは、簡単な操作でクラウド上に保管され、自由に共有や検索、編集ができる。例えば、会議メモや授業のノートなどをクラウドに保存し、書き留めたアイデアを、友人や同僚とデータ共有したり、デジタルノートとして編集するといった使い方が可能。

データ保存はオフラインでもノート100枚分。ノートは専用管理ツール「Bamboo Spark app」上で編集、またはノートアプリ「Bamboo Paper」やEvernote、Dropboxなどのクラウドにエクスポートすることもできる。さらに無償で利用可能な「Wacom Cloud」にアカウント登録すれば、PCやMacなど、さまざまなデバイスからデータにアクセスすることも可能となるという。

2.5時間のUSB充電で約8時間使用でき、専用スマートペンのインクは約3か月間使用可能。なお、使用するには、初めに「Bamboo Spark app」をiOSまたはAndroidデバイス(Bluetooth Smartに対応)にダウンロードする必要がある。

モデルは、スマートフォン、ペン、名刺、紙などが入れられるガジェットポケットつき「Bamboo Spark,with gadget pocket」、スマートフォン、タブレット、ペン、紙などが入れられるタブレットスリーブつき「Bamboo Spark, with tablet sleeve」、iPad Air2専用モデル「Bamboo Spark, with snap-fit for iPad Air2(ワコムストアのみ販売)」の3種。

ワコムストア参考価格は1万7,800円(税別)。