チームラボは9月18日~27日、駿府城公園内(静岡県静岡市)で行われるイベント「駿府天下泰平まつり」にて、インスタレーション作品「家康公とチームラボ 夜の駿府城跡と、浮遊する光の天守」を展示する。
同作は、空中に浮遊するピラミッド形状のインタラクティブインスタレーション作品で、108個の浮遊する光の球体(直径2m)により構築されている。作品サイズは33m×24m×17m。
同作は、徳川家康の"終の住処"となった駿府城をモチーフとしている。光り輝いていたとされる駿府城の天守や、その借景の富士山を見立てて、駿府城天守跡に浮遊する光のピラミッドを構築。その光のピラミッドによって、家康公の生涯をモチーフにした光と音楽のショーを展開する。
また、ピラミッドの中には球体が浮遊している。球体は、人が叩くことで光の色を変化させ、その色特有の音色を響かせる。周りの球体もそれに呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせていく。この反応が連続して起こることで、ピラミッド全体の色が変わっていく仕組みとなっている。
同社によると、「自分のアクションや、同じ場にいる他の人々のアクションで光のピラミッド全体の色を変えていくことで、未来は、ここにいる人々によって創られるということを体感する。歴史に感謝し、自ら未来を創り、共に、天下泰平を願う」ことが同作の狙いだという。
なお、「駿府天下泰平まつり」の開催時間は10:00~20:00で、作品の実施時間は18:15~・18:45~・19:15~・19:45~の4回。18日は前夜祭(18:30~)のみの実施となる。