成田国際空港(NAA)は9月9日、ダラス・フォートワース国際空港(DFW)と航空輸送における2大ハブ空港の協力関係を強化する覚書を締結したことを発表した。

左からダラス・フォートワース国際空港のジョン・アッカーマン副社長、成田国際空港の夏目誠代表取締役社長

同覚書は航空ネットワークの拡大および両空港の利用者へ高品質なサービスの提供などを目的として、両空港の協力関係の強化を確認するもの。同覚書の締結に伴い、両空港の運用や運営手法に関する意見交換および情報共有等を定期的に実施し、両空港がこれまでの空港運営の経験等から蓄積したノウハウや技術等の共有が促進され、両空港の効率的な運用につながっていくことが期待されるという。

JALが11月末から就航する成田=ダラス・フォートワース空港間のフライトなど、今後はさらなる両空港間を往来する旅客増大を見込まれ、両空港の利用者の利便性の向上につながるとしている。

ダラス・フォートワース国際空港
開港: 1974年
敷地面積: 約6,963ha
滑走路: 7本(2,835m、2,743m、4,085m、4,085m、2,591m、4,084m、4,084m)
ターミナルビル: 5つ(ターミナルA,B,C,E:国内線ターミナル、ターミナルD:国際線・国内線ターミナル)
就航都市: 205都市
就航航空会社: 27社
2014年の運用実績: 年間発着回数67万9,820回、年間旅客数6,343万6,334人、年間貨物量70万186t