FCAジャパンは9月16日まで、フィアット初のコンパクトクロスオーバーSUV「500X」の展示イベントを長谷寺(神奈川県鎌倉市)で開催している。今秋の国内発表に先立ち、フィアット「500」のアイデンティティを受け継ぐSUVを見られる機会となる。

フィアット「500X」が長谷寺に展示され、「X」が浮かび上がる石庭も出現

フィアット「500X」は、カーデザインにおける普遍的存在といえる「500」のモチーフを随所に取り入れ、スタイリッシュなSUVデザインとした。都市のダイナミズムに調和する「City Look(Pop Star / Pop Star Plus)」と四輪駆動の「Off Road Look(Cross Plus)」の2つのスタイルをラインアップし、ダウンサイジングテクノロジーでスポーティな走りと低燃費の両立を図った1.4リットルマルチエアエンジンを搭載する。

鎌倉市内有数の古寺である長谷寺での実車展示イベントは自動車会社初だという。今回のイベントは「THE POWER OF X」をテーマに、長谷寺の観音堂横に「500X」(欧州仕様車)を展示。「X」の模様が浮かび上がるオリジナルの石庭も見所とされている。イベント初日の9月8日は雨の降るあいにくの天気だったが、「500X」の展示に気づき、珍しそうに眺める修学旅行中の学生や、発売前の新車を隅々まで見る男性の姿も見られた。

フィアット「500X」展示イベントは9月16日まで開催され、見学する際は長谷寺の拝観料(大人300円、小学生100円)が必要となる。会場でおみくじを引くと、抽選で毎日20名に、「"500X@長谷寺"オリジナル交通安全お守り」がプレゼントされるとのこと。