ディー・エヌ・エー(DeNA)は9日、オートモーティブ領域の新事業として、個人間カーシェアサービス「Anyca(エニカ)」の提供を開始した。

スマホアプリから利用

同サービスは、自動車を使わない間は使いたい人にシェアしたい「オーナー」と、必要な時に好みの自動車を使いたい「ドライバー」をマッチングする、新しいカーシェアサービス。スマートフォンやタブレット端末(iPhone、Android端末)に、専用アプリ「Anyca」をインストールして利用する。

安心・安全に利用できるように、万一の事故に備えた1日単位の自動車保険への加入がワンストップで行える仕組みをはじめ、個人認証や決済システム、カスタマーサポートなどのシステムやルールを構築。またリピート時等の車両の引き渡しを便利にするために、スマートフォンでドアの解錠・施錠ができる「スマートキー」を開発中で、2015年10月頃から利用者へのトライアルとして無料レンタルを実施する予定という。

スマートフォンアプリ「Anyca」 スクリーンショット画像

現在、利用可能な車両は、国内外の乗用車、旧車やスポーツカー、痛車(車体の外装に漫画やアニメ、ゲームなどのキャラクターやメーカーロゴで装飾した自動車の通称)と呼ばれるものなど、東京都を中心に200台以上が登録されており、気分やシチュエーションに合わせた選択ができるという。

アプリ「Anyca」は、ダウンロード料、会員登録は無料。対応OSは、iOS8.0以降、Android4.2以降。