アイドル好きの夫が今日もテレビをみながら「かわいいなぁ」とはしゃいでいる。そんな夫を冷めた目で見つめていたら、私に向かって一言「……お前とは月とすっぽんだな」。そんなに若い子がいいなら今すぐ離婚してやろうか!! 今回は、マイナビニュースの既婚女性150名に「夫が放った最悪な一言」について聞いてみた。
Q.夫が放った一言に「最悪」と思ったことはありますか?
はい 24.0%
いいえ 76.0%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんな一言でしたか? 「最悪」と思ったのはどうしてですか?
■デリカシーのない一言
・「『臭い』とか言う、デリカシーがない」(33歳/機械・精密機器/営業職)
・「ちょっと太ってしまった時期に『幼児体型だよね』と言われたとき」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「妊娠が発覚した時『誰の子』って言われた」(34歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「エッチのときに『この肉(太もも)が邪魔』と言われた」(33歳/電力・ガス・石油/技術職)
・「『太った』や『肌荒れしている』など外見に関することを言われたとき」(31歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)
■料理に関する一言
・「料理が普通といわれた」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「おかずを一口食べて『これはちょっと……』と言って残したとき」(34歳/その他/その他)
・「『ご飯がまずい』と言った」(40歳/小売店/販売職・サービス系)
・「晩ご飯に何が食べたいか聞いたら『ハンバーガー』と言われたとき」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
■それを言ったらおしまい……
・「『死ね』言ってはいけない言葉だと思うから」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「養ってやっているのに」(37歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「子どもができなければ結婚せず付き合ったままでも良かったと言われたこと」(34歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
■気遣いのカケラもない一言
・「『甘えるな』: 育児に悩んで一人で頑張っていた時に手伝ってくれないくせにそう言われて、一瞬離婚が頭をよぎった」(30歳/その他/その他)
・「ノロウィルスで本当にやばかったときに『気合が足りないんだよ、気のせいだろ』と言われてすんごくムカついた」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「相談事をした時に『どっちでもいい、好きにして』と言われた、関心がないのだと思った」(25歳/運輸・倉庫/営業職)
■お前が言うな的な一言
・「自分が不倫して私と娘を裏切ったくせに、私がその話題を出した時に『鬼の首をとったように』と私に言った、クズがよくそんなこと言えるなと、一生忘れないし不倫のことも死んでも許さないと決めた」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
・「ちょっと手伝っただけで『こんなにやる人いないよ』と恩着せがましく言われた」(32歳/金融・証券/営業職)
・「出産後に『すぽっと産めてよかったね』と言われた、いやいやあの苦しんでた姿見てよくそんなこと言えたなといっきに冷めた」(32歳/その他/その他)
■その他
・「金の亡者」(32歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「だからお前のまわりには人が来ないんだよ」(29歳/生保・損保/販売職・サービス系)
・「別れ話になったとき『慰謝料を請求する』と言った」(26歳/情報・IT/事務系専門職)
・「『おかんと同居してもいい?』: 同居はしたくないと言っていたのに突然言い出して最悪と思った」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「新婚旅行は安くすませたいのでオプションを付けたくない」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
■総評
夫が放った最悪な一言、特に多かったのは「体型」に関する発言だった。太り気味な体型を「ドラム缶体型」や「幼児体型」などとイジられたそうだが、気にしていないように見えても女性というのは多かれ少なかれ体型にコンプレックスを抱いているもの。たとえ冗談であっても、容姿をからかわれるのは不快で傷つくものだろう。
「料理」に対する一言に激怒した女性も多かった。夫のために一生懸命作った料理が「まずい」だのと文句をつけられた日には怒り爆発するのも無理はない。共働きであるにも関わらず「家の事は女の仕事」と言い放った夫にも怒りの声が挙がっていた。他にも、「死ね」や「ボケ」といった暴言や、「結婚するならだれでも良かったんだろ」といった思いやりのない発言に女性たちの心は傷つけられていた。
たった一言が大げんかに発展する、場合によっては離婚の原因にもなり得るもの。円満な夫婦生活のためにも、こうした軽はずみな発言には十分注意したいものだ。
調査時期: 2015年7月13日~7月22日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性150名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません