SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアム(埼玉県川口市)では10月3日より、企画展「あそぶ!ゲーム展 -ステージ1:デジタルゲームの夜明け-」を開催する。
同展ではデジタルゲーム(ビデオゲーム)を紹介するほか、実際にプレイできることにこだわった"遊べて学べる"展示会で、今後全3回のシリーズ化を予定している。企画監修は「ゼビウス」を手がけたゲームデザイナー・遠藤雅伸氏と東京大学大学院情報学環教授・馬場章氏が担当する。
第1回目(ステージ1)となる今回は、1950年代末~1982年までを、同世代を代表するゲーム機を通して多角的に紹介・展示する。ゲーム機には、ビデオゲーム史上最大のヒット作「スペースインベーダー」(1978年/タイトー)や、"もっとも成功した業務用ゲーム機"ギネス認定の「パックマン」(1980年/ナムコ)、デジタルゲーム「ポン」、「デスレース」など多数が集結。実際にプレイも楽しめる。
さらに、「スペースインベーダー」を開発した西角友宏氏と「パックマン」を開発した岩谷徹氏のインタビュー上映も行うほか貴重な開発資料も展示する。また、当時の社会的なブームについても解説する。そのほかにも、実際のゲーム機を題材にした「ゲームが動くしくみ」や「ゲームに使われている映像技術」についての解説やゲーム機を構成するパーツの分解展示も予定している。
開催期間は2016年2月28日まで。料金は、大人510円・小人250円(いずれも税込・常設展も利用可能)。