歌手でモデルの土屋アンナが8日、東京・押上のすみだ水族館で行われた「蜷川実花×すみだ水族館 クラゲ万華鏡トンネル」のお披露目イベントに出席した。
同企画は写真家・映画監督として活躍している蜷川実花プロデュースのコラボレーション企画。壁と天井に約5,000枚の鏡に敷き詰めた「クラゲ万華鏡トンネル」内にある8つのクラゲ水槽や壁面に、蜷川が撮影した花や人の雑踏などを投影するというもの。浮遊するクラゲが様々な蜷川作品で変化し、まさにアート空間とも言える作品で、9月9日から12月27日まで開催される。
オープン前日となったこの日は、報道陣向けのお披露目イベントが行われ、蜷川と長年親交がある土屋アンナが登場。同企画について土屋は「10代からお世話になっている実花ちゃんとクラゲがコラボしたことにより、流れている音や光で大人な雰囲気が醸し出されていて、無になる世界観というか、大都会の中で癒されると思います」と絶賛。親友でもある蜷川を「私がモデルを始めた16歳ぐらいの時から撮ってもらっていて、私を撮ってくれた写真家さんの中でも一番枚数が多いと思います。しかも映画『さくらん』(2007年公開)でお世話になったし、プライベートでも一緒に色んなことを話す中で本当に仲がいいんです!」と明かしていた。
その土屋は現在、主演舞台の降板騒動で甲斐智陽氏と裁判で対立しているが、その話題になると「ニュースで流れているのを見て『こうなっているんだ?』という感じ」とまるで他人事の様子。とはいえ「私の中では早く終えたい。裁判官にお任せだけど、どっちに結論が出ても、嫌なニュースがなくなるようにしたいかな」と終結を望んでいる素振りで、11月に行われる弁論で甲斐氏との直接対決の可能性があることに「やることはきちんとやります」と話すにとどめていた。