マイボイスコムはこのほど、「掃除機」に関する調査の結果を公表した。同調査は2009年から2年に一度実施。今回は、8月1日から5日にインターネットを通じて行い、1万201件の回答を集めた。

"サイクロン"と"ロボット"掃除機が台頭

「掃除機を使って掃除をする人」は8割強だった。「週1回以上」掃除をする人は全体で6割。男性では5割弱、女性では8割弱となった。掃除をする頻度は女性や高年代層で高く、女性30代以上では「週4回以上」が2割強となった。また、ロボット掃除機主利用者でも、「週4回以上」が他の層より高い傾向だった。

「掃除機で掃除をする頻度」

「掃除機購入時の重視点」を聞いた。その結果「本体価格」「吸引力」が上位2位で、「本体の大きさ・重さ」「メーカー・ブランド」「ゴミの捨てやすさ」「手入れのしやすさ」「操作性」が続いた。いずれの項目も、女性の比率が高く、特に「本体の大きさ・重さ」「ゴミの捨てやすさ」「手入れのしやすさ」は男女差が15ポイント以上となった。

「掃除機購入時の重視点」

「所有している掃除機のタイプ」は、「ノーマルタイプ・紙パック式」が55.8%、「ノーマルタイプ・サイクロン」が37.9%、「ロボット掃除機」が5.0%だった。過去調査と比べて、「ノーマルタイプ・サイクロン」「ロボット掃除機」が増加、「ノーマルタイプ・紙パック式」が減少した。

「使用している掃除機のメーカー」は「パナソニック」が1位。以下「東芝」「日立」「シャープ」「三菱電機」が続いた。「今後最も購入したい掃除機のメーカー」は、「ダイソン」(23.6%)がトップで、2位が「パナソニック」(9.0%)となった。主利用メーカーと同じメーカーを今後も購入したいという人は、「ダイソン」「アイロボット」で比率が高くなった。

「掃除機の不満点」については、「重い、音がうるさい、吸引力がほんとにあるのか不安」(男性18歳)、「掃除機の先の、床と接する部分のフェルトが外れ、そこがこすれると、床が傷つく」(男性37歳)、「ロボット掃除機のブラシが、掃除中に取れやすい」(男性39歳)、「ゴミがたまってつくサインが早い割にあまりたまっていない」(女性20歳)、「ヘッドが自由に動くのですが、くらくら、ふらふらして使いづらいし意外と重いです」(女性56歳)、「ハンディタイプはどこでも持ち運べるメリットがあるが、充電時間がながい - 通常のタイプは電源ケーブルが邪魔」(男性40歳)などの声が寄せられた。