日本シブカワ研究所はこのほど、ガラス升「HIYAMASU」(税込6,800円)を発売した。

「HIYAMASU」(右 / 税込6,800円)

同研究所では、地域のつくり手の魅力をアイデアで引き出し、新たなストーリー型商品の開発を試みる商品開発プロジェクト「SHIBUKAWA+」を発動している。

同プロジェクトの第2弾は、東京都墨田区のガラス工房「硝子(ガラス)企画舎」とのコラボレーションによるガラス升。今回は「夏」をテーマに設け、夏に適した新しいガラス酒器を作りたいという思いから、「木目を再現したガラスの升」を発案したとのこと。

木目の再現のために、ガラスの粒を電気炉で熱変形させて成型する「キルンワーク」と呼ばれる技法の一種「キルンキャスト」を採用。これにより、氷のような涼やかな質感と、木目のぬくもりを融合させた涼やかなガラス升が誕生したという。

凍る一歩手前まで冷やした"雪冷え"状態の日本酒を楽しむのにピッタリ(イメージ)

同研究所では、ガラス升を冷蔵庫で冷やし、カチ割りロックアイスを入れた、"日本酒をロックで飲む"といった新しいスタイルを提案している。5℃という凍る一歩手前まで冷やした"雪冷え"状態の日本酒がじっくりと楽しめるとのこと。

同商品は現在、「SHIBUKAWA+」webサイト内のプロジェクトページにて販売中。