財務省は8日、2015年8月の対外および対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)を発表した。それによると、海外投資家による日本株への投資は3カ月連続の売り越しで、売り越し額は1兆4,203億円となった。売り越し額は米国債ショックがあった2011年8月(1兆5,263億円)以来、4年ぶりの大きさとなる。
国内投資家は海外株を9カ月連続買い越し
中長期債は2カ月連続の買い越しで、買い越し額は2兆1,611億円。短期債は2カ月ぶりの売り越しで、売り越し額は1兆7,573億円だった。
国内投資家による海外投資について見ると、株式投資は9カ月連続の買い越しで、買い越し額は1兆2,616億円。中長期債は2カ月連続の買い越しで、買い越し額は1兆4,078億円。短期債は同じく2カ月連続の買い越しで、買い越し額は2,350億円だった。