日本郵船は9月4日、同社の連結子会社である日本貨物航空が貨物専用機の導入計画を一部変更し、ボーイング747-8F型貨物専用機をキャンセルしたことを発表した。

日本貨物航空は2005年11月15日にボーイング747-8F型貨物専用機の導入を発表。順次導入を進めていたが、変化の大きい国際貨物航空市場に柔軟に対応すべく同社の機材規模を見直した結果、発注済みの機材のうち4機をキャンセルすることでボーイング社と合意にいたった。

同社は既に同型機8機の引き渡しを受けており、今回の導入計画の変更によりボーイング社への発注残は2機となる。なお、特別損失の発生等も含めて、通期連結業績に与える影響は軽微としている。