外出先や会議の時に手帳やメモ帳がない場合、単にA4の紙を広げて使うのもいいのですが、かさばりますし、使い勝手や保存性の面などで問題があると思います。A4の紙はある……そんな時にオススメなのが、縦長方向に1回、M字に折るだけで "ページをめくれる8ページのメモ帳" を作る方法です。
この方法、事前に紙を折っておけば、毎日のように使える軽くてかさばらない、ちょっとした手帳代わりにもなります。折っただけなのに、表紙や見開きページもあって本当の手帳みたい。こだわらないようでいて、こだわりもあって、毎日違う紙を使って作るのが楽しくなる!? 不思議なメモ帳の作り方&使い方です。
材料
・A4用紙 1枚
とっさの時にメモを取るのに、オフィスなどではA4のコピー用紙やプリント用紙の裏紙を使うことってありますよね
これは、お手軽ではあるのですが、いかにもオフィス~って感じです。また、クリアファイルなどに入れないと破れたり汚れたりします。
そこで、このA4用紙を使いつつ、もうちょっとスマートな使い方を紹介します。
作り方
もう1枚A4用紙を用意します。
まず縦に折ります。
縦に折ったところです。
さらに横に折ります。
さらに半分に折り返します。
逆側も半分に折り返します。これでメモ帳の完成です。
横書きのメモ帳として使う場合は左綴じ風に使います。これが扉ページになります。
扉をめくると見開きページが2つあります。
ページをめくっていくと裏側になります。
作ったメモを広げたところです。ぜんぶで8ページ分のメモ帳として使えます。裏紙でなければ裏側に折り返して16ページ分のメモ帳としても使えます。
縦書きとして使う場合は右綴じとして使います。折り方は同じでOKです。
めくると見開きになります。
その次も見開きになります。
これが裏側になります。
縦で使った場合、広げるとこうなります。
A7相当のコンパクトサイズなので、パスケースや財布などに入れるなどして一緒に持ち歩くのも簡単です。かさばらず、汚れたらすぐに新しいものに交換することもできます。
プラスαで、折った紙の中央部分に切り込みを入れる方法もあります。
真ん中2つ分の折り目にカッターで切り込みを入れました。
これを折ります。
より手帳風になった8ページメモの完成です。
この手帳を折ってみました。
ただA4の紙を折るだけですが、ページがあってメモ帳らしく使えます。
気に入った紙で作って毎日1枚ずつ使ってもいいし、書くところがなくなったら気軽に新しいものを作ることもできます。手帳と違って軽いということもポイントです。
執筆:ベル・エキップ
未来生活デザイナー。「必要なものは作る!」をモットーに、住宅、書斎、机を始め、多数のハードウェア、ソフトウェアをプロデュースしてます。
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